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2006/12/25(月)
虚勢も武士道?
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もう何年「剣道」もどきのことをしているのだろうか。3年か4年、万年ビギナーで今だに、はじめたばかりの人と竹刀を振っている。友人には、それは剣道ではなく美容体操だと笑われた。最近、身体も変化し、粘りがなくなって、ますます激しい運動はできなくなってしまったが、それでもこのごろになってやっと、呼吸と竹刀の振りと全身の動きが一体化していることが体感できるようになった。で、そこに「気合」の声が生まれるのだとも。数年前、クラスに行きはじめたころは声がまったく出なかった。先生にいろいろ言われて、やっとこさ「メへ〜〜ン」とヤギが鳴くような声しか出なかった。ところが、やっとこのごろ、下腹から声が出せるようになり、出すことに抵抗もなくなり、自分でも「おお、これは〜〜」と自らの変化に感動?している(笑)。力のこもった下腹から出る気合は、のどから上で出す「はったり」の声ではなく、相手をほんとに圧倒できる力になるかも、だし、たぶん竹刀の振りも「迷い箸」みたいなみっともないことにならず、まっすぐ相手を刺し、威嚇し、ああ、これこそめざす「戦わずして勝つ」の道かも、と期待しているのだが、クラスのあとで、ずっと昔に私を追い越していった上級クラスの人に言われた、気合は虚勢よ、武士って見栄っ張りだったのよ、と。ええ、そうなんですかあ。「言うじゃない、武士は食わねど高楊枝って。」げっ、私はそういう武士は嫌いなんだけど〜〜。剣道の試合を一度見にいったが、私は木の上の猿みたいな声がいやだった。クラスでも、オーメンみたいな声を出す人がいる。ああ、おぞましい。。虚勢かよ〜〜〜虚勢をはる人と世界が私は嫌いである。 さあ、これからどうしたものか。万年ビギナーで私だけの武士道を探す??(笑)
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