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2006/03/02(木)
このごろの歯医者
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突然、つめていたものが落ちたので、歯医者に行った。あまり評判がよくなくて、患者がいないのだろうか。電話をかけたその日の夜に直してもらえることになった。最新の技術を取り入れているらしく、昔なら歯につめたものを歯医者がぎゅっと押し込んで、しばらく待っていたように思うが、このごろは、レーザー光線みたいなのを当てただけで、食べるのを半日ほど控えてくれとも言わない。でもこの夜一番びっくりしたのが、診察台がどうやらマッサージ椅子になっていることだった。歯医者がキーキーと(この音だけはどんなに技術が進んでも変わらないのだろうか)歯を削っているあいだーそして、私が手に汗を握って一番緊張しているときに、背中をごりごり、むっくむっくとかきむしられるのである。こりゃなんだって感じで、腹が立ってきた。こういうのが気持ちがいいと考えられているのだろうか。歯医者が隣の健康な歯を面白がって削るなよ、と念じているときに、ぐわっぐわっと変な動きが背中にあると気がそがれるのである。こういうことで、この医者は患者のご機嫌とりでもしているのだろうか、腕は確かなのだろうかとますます猜疑心が深まった。でもまあ、直してもらった歯は完璧で、何の問題もない。医者も客商売で、いろんな客がいるだろうから、大変だなあ。。
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