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2006/07/11(火)
梅図かずおのせ界
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今日、1年に1度のチェックアップに目医者に行ってきた。老眼が進んでいるような気がするし(もう普通の手元はぜんぜん見えず)、何やら左目の片隅で強い光がごろごろしょっちゅうするし、で、とにかく不安いっぱい。で、今日は新しいコンピュータを使った検査やら、医者は瞳孔を開いて、いつもの強い光をわざわざレンズを使って目にあてる検査もした。だいぶ慣れてきて、レンズが写しだす目の血管?とやらの様子を私もじっと見ていた。その気色の悪い模様をじっと見ているうちに、昔、小学生の時読んでいた梅図かずおの蛇女を思いだした。女が生卵をごくっと飲みこんだときにできる喉の何本もの横の曲線が、自分の目の血管?の描く線にそっくりだと思って見ていたのである。ああ、気色悪い。医者はよくこんな気持ちの悪い多数の曲線をじっと見てるなあ。。そういえば、目医者といえば、昔、見合いした一人に目医者がいた。あとで八卦を見てもらったら、この医者とは無理といわれたとか。。目医者は気性が激しいから、私とはあわないという。そらそうでしょ。目のような小さな繊細な、しかもこんな梅図かずおみたいな世界を手術したりできる人間って、気が強くなければできそうにない。医者で私にあうのは小児科の医者だとも、八卦のおっさんは言ったそうな。今日行った医者は、ていねいなものいいをするけど、「では、ちょっと調べてみましょうね」って感じだけれど、中身はけっこう気が激しいんだろうな、とか想像しながら、梅図かずおの眼球の世界を私ものぞいていた。
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