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2006/09/15(金)
性犯罪者たち
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秋ーガーデニングの季節である。来年の春の花を楽しみにして、先週だったか、レインボーアイリスと名づけられた、虹の7色とおまけ一つの、計8色のアイリスを庭に植えた。今朝、庭をうろうろして、なんともうそのうちの6つを、リスにやられてしまったことを発見した。くそっ。。あの歯でがりがりと土に埋めた球根まで食いちぎってしまうのである。ああ、かわいそうに。。少しでも土中に残っていてくれたら、来年にまた葉を出してくれるかも知れないけれど。。。それにしても、植えたばかりの球根から出た、まっさらの新芽には特別な名前がある。いい言葉だ、覚えておこう、と思ったのに、書きとめるのを忘れてしまった。柔らかく、見るからにおいしそうな芽と葉である。リスどもは、ものすごい嗅覚でもって、あの新芽を見つけて食べる。近所の店で買った、1年か2年ものの植物が出した新芽には見向きもしない。まっさらの植えたばかりの芽を食べる。これは性犯罪と同じである。赤ちゃんや小学生にでも手を出す狂った男どもと同じである。くそ、リスも男も嫌いだ、と思いながら庭を歩いていると、数年前に一度居酒屋でいっしょに飲んだ男の顔と言葉を思いだした。ばついちの30代後半で、高校生と関わった男である。感激して、涙でも流さんばかりに言ったものだ、「そりゃもう、高校生は違いますよ。あの柔肌、張りとつやが違う。あれを知ってしまうと、もうやみつきになりますよ。忘れられない。」ふん、薄汚い男め。日本に帰ったと聞いたけれど、今ごろ「りす」並みに、地面にはいつくばってるんじゃないのか。。ああ、いやなものを思いだした、とまたぶつぶつ思っていたら、今度は、いつだったか友達と、「オキーフをめざしましょう」と言って笑ったことを思いだした。画家のオキーフは、90歳になっても、30代のボーイフレンドと同居していたとか。。それもなあ。。そういう男もなあ。。。ちょっと気色悪いかなあ。。。(笑)まあ、90になったら、心静かに、50か60代の男で十分かなあ。。。(笑)あの友達もその後結婚した。今も同じように思っているかどうかははなはだ疑問である。「もう男なんてこりごり」と思っているかもしれない。ここまで考えて、やっとリスどもを許す気分になってきた。かれらも生きていくのに必死なのである。それでもなあ、できることなら、オキーフのボーイフレンドを見習ってほしいものだ。かわいそうに性犯罪の犠牲者となったアイリスには、本物の生命力を期待して、来年まで待ってみよう。
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