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2007/10/10(水)
ふるさとは遠くにありて思うもの
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友達たちと日本の映画を見にいった。現代東京を生きる若い日本女性の話である。途中で気分が悪くなって、席を立ってしまった。こういう映画は滅多にない。そういえば、前にも1度あったけれど、あれも「茶の味」という日本映画だった。もうついていけず、我慢ができないのである。世代の違いやら都会文化?への違和感やら、もちろん日米の違いもあるだろう。日本からの国際放送も見ているが、NHKの朝のドラマなんかはもう見られない。映画同様、いらいらするのである。どうやら、日本のドラマが描く人間模様はもう私とは縁がなくなり、異文化社会のそれになったようだ。もともと私が育った家庭環境は、日本のホームドラマが描く世界とはまったく切り離されたものだったけれど、それでも、ああいうドラマの世界が正しい?人間模様みたいな感覚をもっていたのだと思う。でも、ここに至って、その”正しい”という呪縛からとうとう解き放たれてしまったようだ。で、これからどこへ行く??
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