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2007/02/18(日)
氷はがし
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久しぶりに、気温が華氏20度(それでも、摂氏でいえば氷点下であることには変わりない)まで上がったので、デッキの雪かきをした。雪の下は氷である。デッキの影になったところなんて、氷が10センチぐらいになっている。すごい。。。デッキはまるでアイスリンクみたいで、つるつるすべりながら、雪かきをした。時々、氷はがしもした。ちょうどドジョウすくいの格好で、シャベルを傾けて、ごりごりがりがり氷をはがそうとし、また上から割る。う〜〜ん、この格好、腰ハラの強さを謳う日本文化だな、と1人悦に入った。(笑)昔、日本でアメリカ人が和式のトイレを使ってしゃがむと、あとで立てないと聞いて、腑に落ちなかったが、今ならよくわかる。腰掛式のトイレでは、腰ハラに力がつかないのである。ダンスは、自分の背が空につりあげられるように踊れ、という。日舞は、腰ハラに力を入れて?、重心を落とすと聞いた。私がやってる剣道まがいの代物でも、竹刀をもって構えるとき、重心が下になってないと、相手にかかっていく力が出ないことが感じられるようになった。まるで避雷針のように、力を下へ、下へと流そうとする日本の腰ハラ文化ー氷はがしをしながら考えた。身体が覚えている”日本”からは逃げられないなあ。やっぱり私は「日本人」なのだろうか。。
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