〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2007/04/14(土) アメリカという国
確かにアメリカという国は、観光業界にとっては金にならない国かもしれない。洗練された文化からは程遠い「田舎大国」かも知れない。でもその反面、なんとむずかしい国か。。今も、頭の体操を兼ねてぼちぼち「リンカーンの国から」の文章を書いているが、南北戦争前夜の1957年に出たドレッド・スコット裁判を理解するのに、頭の中がきりきりになってしまった。とうてい私のような凡人の頭では理解できない。ただただ法の解釈をめぐって法曹家たちがえんえ簇議論し、それが政治となって歴史を作る国である。観光では金にならないが、この法体系と政治が理解できたら「アメリカ」は金になるだろう。私じゃ無理だ。。ああ、売れないライターのままだ。。(笑) でもまあ、暇つぶしにリンカーンを勉強していると、市民権をとることにもそんなに抵抗がなくなってきた。20年前にこの国に来たときは、市民権なんてとんでもない、誰がアメリカ人なんかになるものか、と思っていたが。。。時の流れは人と人の気持ちを変えるものだ。で、編集者に、多佳子さん、こんなにリンカーンの時代を勉強していたら、帰化試験にリンカーンのことが聞かれたらうれしいですね、もっと聞いてちょうだいといいたくなるのでは、といわれて、思わず、とんでもないですよ、と答えた。試験官に、「リンカーンの偉大さをあげてみよ」などと聞かれたら、リンカーンなんて別に偉いこともなんともないですよ、ただただ運がよかっただけ、嫁さんがうるさい女で、家に帰りたくなかったから、一生懸命仕事をしただけですよ、リンカーンよりほんとに偉い人、奴隷解放のために命を投げ出した無名の人なんていっぱいいますよ。リンカーンが大統領になったのは単なる時の運、タイミングの問題ですよ、政治家なんて「悪い」んだから、どうせリンカーン自身が人種差別者だったんだから、などと言えば、ああ、帰化試験には受かりそうにないな。。(笑)編集者には、多佳子さん、そんなこと、絶対言ったらだめですよ、と釘をさされてしまった。(笑)というわけで、リンカーンを偉大な人と考えなくちゃならないのなら、やっぱ、アメリカ人なんかにはなりたくないし、なれそうにもない。。(笑)まあ、リンカーンも優秀な弁護士だったわけで、アメリカとは「弁護士が作る国」である。しょせん私に理解できる国とは思えない、といったところが正直なところか。。「女は子を産む機械」と言っても、へらへらと頭をさげていれば大臣が続けられる国ぐらいが、私の頭にはちょうどいいのかも。。


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