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2007/05/10(木)
脱・自分探し
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というタイトルのついた、雑誌の新聞広告を見た。自分を奮いたたせるために、ここに書き記しておこう。”スキルアップより、来る仕事をこなすヤツが強い。仕事が仕事をよぶ「正のスパイラル」をつかめ。。。」 脱・自分探しーその通りである。個性的といった輸入言葉にどれだけ日本人は振り回されてきたことか。根本的なところで、「個性」やら「自分」を理解していないと思われるのにーつまり、あんたは誰それみたい、と平気で比較したり、何かあると集中的に一億一心で踊らされやすい日本人が、「自分探し」をしても、しょせんニートやらフリーターが増えるだけなのである。本物の力とは、向こうから勝手に来たもの、来る仕事ーつまり自分に向かってくるエネルギーをまっすぐに受け止め、さらにそれを大きくして、自分から向こうに投げ返せる力のことである。それが、広告に出ているところの、仕事が仕事を呼ぶ「正のスパイラル」となろう。私のしていることなんて、お金にはならないし、公務員の仕事なんて、私には仕事とも呼べないものだけれど、でもこの地球上に生まれてきて、とにもかくにもまず生きていくことが人間の「仕事」なら、アメリカ人に囲まれた職場も、お金にならない書くことも、仕事には違いない。「流れるままに生きる」とは、決して厭世的に生きることではない。自分をとりまくエネルギーを感じ、「来る仕事をしっかりとこなす」ことで自分をさらに大きくして、そして未知の世界と人に向かっていくーそんな大きなエネルギーの流れに自分を沿わせることである。エネルギーが流れ込もうとする世界はたまらなく広いー「自分」だの「個性」だのという抽象的な言葉を頭に並べて、うんうん悩んでいる時間なんてない。。人生は短すぎる。。ああ、生きてる、つまり「仕事をする」ってしんどいけど、でもやっぱり楽しいな。。(笑)
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