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2007/05/20(日)
オーケストラ
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昨晩、友達がシカゴシンフォニーの切符があまっているからいっしょに行かないか、と誘ってくれて、いってきた。久しぶりのコンサート。充実した時間を過ごせた。目をつぶって、フルオーケストラの音の重なりに思いをはせる。オーケストラの訳が交響(楽団)とはよく考えたものだ。交響に脳細胞を沈ませると、イメージがわいてくる。日常から意識が遠ざかる。ほっとする。時折、目をあけて、全身を使ってタクトを振っている指揮者を見る。ああやって、メンバーの音の全体をまとめているのか、と考えると、あれ、人生もオーケストラと同じかな、とか思いはじめた。いろんな人に会い、さまざまな事件やイベントに遭遇するが、結局自分は指揮者なのである。あらゆる出会いやイベントから得るエネルギーをまとめて、「交響」させ、人生というたった一度の自分だけの作品を作る。。私としては、やはりチャイコフスキーのピアノコンチェルトのように、壮大な空間の中に、激しさと繊細さ、美がまじりあった世界(人生)がいいな。。もちろん指揮者もピアニストも私である。。(笑) そういえば、庭もオーケストラだと今朝、水やりをしながら思ったのだった。植えた樹木たちの成長ぶりを見ながら、彼らのエネルギーを最大限に生かすために枝を切ってやる。樹木たちは庭というオーケストラのメンバーたち。人生というオーケストラがうまくコントロールできないとき、庭は癒しである。なぜなら、かれらは絶対に指揮者に文句を言わないから。(笑)それにしても、花が終わったさつきの花がらをとってやろうとして、気づいた。花がらが見えないのである。げっ、花がらをとってやるのに、老眼鏡がいるのかよ。。。オーケストラの指揮者になるのも体力勝負だと改めて実感。。。(笑)
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