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2007/08/04(土)
根っこ
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去年植えたホスタが、春なかなか芽を出さなかった。てっきり枯れたと思ったら、夏のはじめになってやっと葉を出した。そのころには、もう隣のあじさいがかなり大きくなっていたので、ああ、ここではこのホスタちゃんには将来はないな、植え替えてあげようと思ったのが間違いだった。遅くに葉を出したから、地上の部分は小さいのである。だから堀上げは簡単だろうと思ったのである。植え替えは春か秋かがいい、とは知っていたけど、地上部分が小さいから、夏のさなかにやってもすばやくやれば大丈夫とたかをくくったのである。ああ。。ほりあげてびっくり。。根がものすごく張っていた。。ちょっとやそっとでは引っこ抜けないほど張っていた。やめとけばいいのに、なにやら意地になってしまって、結局地上部分は移したけれど、根のほとんどは切ってしまった。ああ、かわいそうなことをした。。と、きのうから気分が悪い。。。なんとか生き延びてくれたらいいけどな。。それにしても、そとめがどんなに小さくても、根はしっかりと張っている。これを覚えておかねば、と思った。とかく人は外見だけで判断する。とりわけアメリカ人はそうである。でも、深さは外見ではわからない。いや、こちらに本質を見抜く眼力さえあれば、外見から深さを察知できるかもしれない。深さはオーラになって外に出ているはずだから。ホスタにもいろんな性格がある。このホスタはゆっくりと芽を出すタイプ。その底力を私は見逃した。ごめん。。なんとか生き延びてくれますように。。
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