|
2008/01/27(日)
ああ、資本主義
|
|
|
写真の現像に行った。行ってびっくり。。もう、フィルムを使うカメラで写真を撮る人間など、いないんだろうなあ。フィルムがバカに高いのである。以前は、24枚撮り5本入りで、5ドルぐらいで売っていたのに、いまや平気で10ドルを超えている。ああ、そのうちフィルムもなくなるような気がする。プロが使うものならなくならないだろうが、ポケットカメラ用のバカフィルムはなくなりそうだ。10ドルの値段を見て、いよいよフィルムとカメラは希少価値となったんだあ、と実感した。希少価値とは”変人”と同義語だから、需要と供給のバランスで価格が決定する資本主義の論理で行くと、”変人”相手では当然値段が高くなるわけである。”変人”は頑固だから、なかなか自分を変えようとしないのを見越されている。最後のあがきで、今のうちに、高くてもフィルムを買っておこうか、それとも、大衆消費者を繰る市場原理に負けてデジタルカメラとやらを買わねばならないのだろうか。写真の質にこだわるプロじゃなし、もう洞窟人間だから、新しい器械をいじって、やり方を学ぶのがめんどくさいだけなのである、実は。コンピュータにどうのこうの、というのもめんどくさそう。。あああ。。。社会の変化についていけない、というのをとうとう体感できる年になった。。でも、一つだけ。社会の変化がいつもいい方向に向かっているとはいえないんだぞ! 最後の抵抗だあ。。(笑)
|
|
|