〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2008/10/14(火) 公務員の忠誠とは
ひょんなことから、州にとって、職員の忠誠とはどういうものであるかを学ぶ機会を得た。ひょんなこととは。。。毎年1回、キャンパスで行われる無料のインフルエンザ予防注射のことである。過去5年だか6年だか、大学で働きはじめてからずっと予防注射は受けていたと思う。一度だって、請求書が来たことはなかた。それが去年初めて、請求書が来た。30ドルである。何だ、これ。。今まで一度だって来たことはないよ、どうなってんだ、と文句を言った。人事部の担当の人の説明は、無料の予防注射は自分で保険料を払っている人だけ、多佳子は配偶者の保険に入ってて、扶養家族だ、保険の加入者じゃない、という。何それ。。。私も州で働いてるんだよ、それに配偶者が余分に私の保険料も払ってるわけで、権利があるのではないか、これまで一度だって請求書が来たことはないよ、と食い下がると、まあ、待って、請求書は払わなくてもいい、ということになった。それから1年、どうなったか何の音沙汰もなかった。それで、またその季節が来たので、どうなってるのか問い合わせた。で、担当者の言葉は同じである。あんたら、ほんとに仕事したの?? 去年のdisputeの結果を知ることなく、おんなじことを繰り返されてもこっちも納得できない。。。なんのためのdisputeだったのか。。で、ちくちく話を聞き出すと、要するに、従来は大学が一括して注射代を請求すると、州のほうも調べることもなく請求額を払っていたが、このごろはいちいち注射を受けた人間のステータスを調べて、資格があるかどうかチェックするようになったらしい。要するに、予算がらみなのか、州が仕事をしはじめただけなのである。それで、私の去年の請求書だが、これはまあ州も今まで仕事をしてなかった証拠になるから、とでも言わんばかりに、帳簿上は消したらしい。。それで、今後は、注射をするなら、金を払え、と来た。たとえそれが法律だとしても、やはり納得がいかない。配偶者が私の保険料を払っているからである。それで、保険課へ行って話を聞いてきた。一日7.5時間働くフルタイムだと保険料は60ドルだけである。ところが、パートタイムだと、そのパーセントによって、州の負担分の幾分かを余分に払わなければならなくなる。私のように67パーセントだったら204ドル、よって合計264ドル、80パーセントだったら、124ドルプラス60ドル、95パーセンとだったら、31ドルプラス60ドル、というわけである。これって何?? 保険の仕組みはさっぱりわからないけれど、私の場合、毎月204ドル払えば、30ドルの注射がただになるというのである。で、フルタイムだと、保険料は60ドルしか払ってないのに、30ドルの注射がただ??? つまり、無料の予防注射とは、フルタイムというステータスを見せびらかす”ご褒美”なのか。これが、州が職員に求める忠誠心ということか??? 予防注射騒ぎでわかったことー州にとっていい労働者とは、ひたすらあほなオフィスで、7.5時間過ごす人間たちのことなのである。仕事などできなくてもいい、同僚たちとぺちゃぺちゃしゃべり、電話をし、インターネットで遊び、とにかくあのオフィスで毎日、7.5時間の時間つぶしをしたことにできる人が(実際は、休憩をいっぱいとり、誰一人だって昼食を1時間で帰ってくる人間などいないから、実際のオフィスでの時間つぶしは6時間ほどだろう)、州が喜んで、”ご褒美”をあげるいい労働者なのである。ああ、馬鹿たらしい。。。払っている保険料の額という金銭面かつ州の正規の職員という意味では、私にも無料の予防注射を提供されるべきだと私は今でも考える。しかし、現実はそうはならない。なぜなら、州というものが、小さな金魚鉢の中の腐った水の中で生きる腐った鯛の根性をしているから。典型的big fish in a small pondの根性ではないか。実をとらずに、フルタイムというステータスを見せびらかすための仕組みを作るなんて。。げっ、げっ、げっ。。。ますますあの職場では仕事などする気がなくなった。これからは楽して、遊んでいよう。。。公務員なんて、仕事をする人間は馬鹿である。実感・納得である!! 思うに、州は、仕事ができ、仕事を求めてあちこちに動ける人間を嫌うんだと思う。州にとっては、じっと州に居残り、人口保持に協力する人間が大事なのだろう。州の人口は、州の政治力とも関係しているからである。この国の歴史がそれを物語っている。昔、奴隷も普通人の5分の3?の価値として人口に数えられて、連邦議会に送りこむ議員数と関係していた。今も確か、下院議員数は人口比で決められるはずである。だから、じとっと州に居残りそうなフルタイムの人間は、仕事をしてなくても、手厚く扱って、無料の予防注射をさしあげます、というわけである。。馬鹿にするな!!! 近所のスーパーでも予防注射をするとか聞いたので、スーパーに電話して聞いた。24.99ドル。なんで、大学の予防注射は35ドル(去年は30ドルで、今年は35ドルに値上げである。。)で、10ドルも違うの。。だんだん腹が立ってきて、職員の会の会長みたいなことをしてる男性に、なぜ大学の注射は高いのか、スーパーのと品質が違うのか、スーパーの注射は中国製で、大学のは違うの、それなら納得するけど。。と言ってやった。(笑) とにもかくにも、州のやり方はおかしい。。というわけで、私の結論。。。わざわざお金を払ってまで注射をすることで、小さな人間どものエゴを満足させてやるより(「ざまあみろ、私はフルタイムだからただなのよ、うっふん。。」式の顔など見たくもないー笑)、私はインフルエンザにかかることを選ぼう。。。そして、事務所に菌を撒き散らしてやろう。一人か二人、予防注射が効かない奴もいるだろう。。うっしっし。。。くだらぬ形で公務員の忠誠心?!を誇示させたがる州への復讐である!!(笑)


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