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2008/07/13(日)
英語の本を出すということ
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ああああ、疲れる、疲れる。。もういい加減にしたい。巡礼に行って、英語で本を出すことの意義はいやというほど再確認したし、巡礼の参加者たちからも、「いつ多佳子の本が読めるの」といっぱい言ってもらったし。。何よりもワークショップをして分かったのだが、ほとんどの人が帰米ノーノーボーイのことは知らない。だから、どんなことがあっても本は出さねばならない。でもなあ。。。英語で、というのは。。。(悲)だいたい読者層が違う。日本語の本は、日本で、それもだいたいが日本人しか読まないから、日本語でアメリカのことをいい加減に書いても、間違いがあったとしても、誰もアメリカから文句を言おうとはしないだろう。(私の本だって、そういう部分が多々あるに違いない)ところが、である。英語で出すとなると、読者層は世界が相手である。間違うのは仕方がないとしても、それでも誠意をこめて、世界を相手にしなければならない。その部分を、非英語話者がやるのは至難のわざである。少なくとも私にとっては。。(悲)加えて、英語と日本語では論理の展開が違うから、要するに日本語は点の論理、英語は直線の論理となっているから、日本語本を単に英訳するだけでは使えないのである。あああ。。もう、基本的に英訳はできている。が、これをさらに編集して、英語の論理の展開に直さねばならない。そこまで誰がしてくれるのか。。離婚も覚悟の仕事になるかも知れぬ。(笑)1996年ぐらいからこのテーマにとりかかっているから、もう12年ごしである。ああ、疲れた、疲れた。。。早く片づけたいなあ。。なんとかならぬものか。シカゴの学会で知り合ったワシントン大学の出版局の編集者にメールを送ったが、返事はなし。仕方ないから、出版局に正攻法で攻める。つまり原稿の売り込みレターを書いて送るのである。これまた英語だあ。。。あああああ。。。疲れたあ。。。自費出版ならこのまま直訳の原稿を送っても本にしてくれるかもなあ。。と思って、自費出版社のホームページをのぞいてみたが、これまた英語だあ。。(当然だけど。。。悲)ああ、英語から逃れたいなあ。。まあ、それにしても、日本での自費出版のように100万、200万とかかるのではなく、2000ドルぐらいからできるらしい。2000ドルで100冊刷って、2年後の巡礼に持っていって売ろうかな。。。もう、それでいいよな、と弱音を吐きながら。。。また英語の原稿の見直しに戻る。。因果なことだ。。(悲)
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