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2008/09/07(日)
英語本沈没2
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先週の金曜日、思い切って、ワシントン大学の出版局に電話した。その前の週に編集会議があると聞いていたからである。シカゴでの学会で知り合った編集者はぺらぺらとよくしゃべるー編集会議は大きく2分された、narrativeはすごくいいけれど、本題に入るには助走が長すぎる、どうのこうの、アドバイサーにコメントをもらったら、どこの収容所かはっきりせねばならない、とかなんとか、こういう細かいことは編集の段階でいくらでも直せることだと思ったから、すみませんが、そういうことを直したとして、可能性はあるのでしょうか、と切り出したら、正直言ってほかの出版局を当たってくれ、という。はあい。沈没2。3年ほど前に、勤務先の大学のプレスから、企画書だけの段階でノーをもらってるから、今回は、イントロだの第5章だの、いろいろ読んでくれてのノーだから、前よりは進歩したというものだ。(笑)というわけで、今回のコメントをもとに、アプローチと構成をちょっと考えなおして、3つめのプレスを探そう。そうやって、少しずつ改善していけばいいわけで。。。ちょっとやそっとで出版社がみつかるわけがない。シカゴ本は14社、シンデレラ本なんて40社は数えたもんなあ。。(笑)それにしても、あれだけコメントをくれたわけだから、アプローチの仕方によっては可能性はある、と見た。まあ、駄目なら自費出版だあ!!!(笑)フランク・チンでも最初は自費出版だったそうな。。きのう、シカゴのニューベリー図書館で探しものをした、文芸欄担当の新聞記者の個人ファイルなんて、雑誌社からの原稿拒否レターがいっぱい残っていた。誰でもそんなものである。それでも書き続けたいのだから、ああ、因果なことだ。。。でもまあ、人生暇つぶしはできる能力はもらって生まれてきたらしい。。。(笑)
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