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2009/12/16(水)
ある時代の終わり
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今日、職場で、私が最初に抗議書を提出した弁護士の退職パーティがあった。弁護士の私への態度は、部内での調査がはじまったころから変わっていた。たぶん、弁護士の上司である、これまたアホ上司から、たかこには優しくするな?みたいな命令が出たんだろ、とか考えている。私が抗議したバカ上司と、彼女の上司とはつるんでいた模様だからである。バカはバカ同士つるむのである。(笑)たぶん私をつぶすつもりで、あんなに簡単に抗議書を出させたのだろう、と踏んではいるが、調査が入って、彼女のバカ上司が思いもしなかったことがずるずる出てきて、立場がなくなったのである。私とは完全に距離をおきはじめた。弁護士のバカ上司も、このごろは完全にオーラがなくなった。私に出勤停止処分まで出しただけではなく、ほかの件でも失敗して、トップから見放されたのだろうと見ている。トップが頭がいいのはみんなが承知だから、頭のいい人間に、バカが見抜けぬわけがない。バカなのは、博士号をもった頭のいい人がうじゃうじゃいるキャンパス中の人間が知っていることだ。(笑)というわけで、態度は冷たくなったけれど、それでもいろいろやらせてもらって、私もいっぱい学んだことだからと、パーティに出かけていって、ご飯を食べさせてもらって、お祝いとお礼を言った。「おめでとうございます。いろいろ助けてくれてありがとう。あれは、なかなかいい経験となりました。」彼女、にこやかに「そのうちにね。」「いえいえ。いっぱい学びました。でも、もう二度としません」私がそう言うと、彼女、わはは、と大声で笑った。私も笑った。態度がどうであろうと、私は、”あ”の声で笑う人を信じる。何も隠さず、臆することのないわはははー気持ちのいい、エネルギーが前向きになった笑いである。わははは、と笑える人間には本物の力がある!!!(笑)というわけで、また一つの時代が終わった。そう、今年ももう終わるのである。来年はどんな年なのか。考えたくもない。新しいカレンダーもなく、ただ日々が平穏にすぎることを望むのみ。。久しぶりにタバコを買ってきて、吸い始めた。時代の終わりー哀しいけれど、それをとめることはできない。外の木々は、雪の中で、葉を落としてじっと立っている。私が好きな冬枯れの姿である。この冬を越せば、必ず春が来るからと、じっと待っている我慢強い姿ータバコを吸いながら、木々からエネルギーをもらう。春が必ず来るから何も心配しなくていいよ、という声が聞こえてくる。木々の声を聞きながら、零下10度の冷涼ではりつめた空気の中で、タバコの煙を真っ青な空に向かって吐き出し、私は幸せを感じる。。いい一年だった。感謝である。
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