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2009/04/16(木)
資料読み
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今日、オフィスに出てくると、駐車場にパトカーやら消防車が2台、救急車と、えらくにぎにぎしい。。こんなこと初めてである。どうしたの、と聞くと、隣のオフィスで火事が発生したとのこと。。火事。。やったあ。。。(笑)でも、煙が出てるわけでなし。。。家に帰ってもいい、という許可が一時は出たようで、じゃあ、帰ろかな、と来たばかりなのに、また車に乗ろうとすると、中に入っていく人の列が見える。。。あれれ、と思って、また車を降りた。結局、仕事をすることになった。まあ、大事に至らなくてよかったけれど、どんな火事だったのか、誰も知らず。。(笑)今、夏の学会での発表の準備をしている。あわてて資料を読んでいるのだが、このあいだ、ワシントンの国立公文書館でとってきた資料を読みながら、ちょっといやな気分がしている。戦前戦時中にアメリカ政府に協力した日本人の資料だ。つまり、あれは悪だ、スパイだ、と同胞を売っている資料である。ああ、いやだなあ。。いい情報なら、政府からお金がもらえたのかどうか知らないけれど、やっぱりこういうことはしたくないなあ。。日本人村で、あ、あれはスパイだ、と思えば、知らぬ顔をしてたらいいのに、それをFBIに売るなんて。。。やっぱりこうなってくると、その人の生き方ということだろうなあ。やるな、と言っても、それは正しいことだと思えば、するだろうし。。人によって、日米両国に対する距離感は違うのだから。。。まあ、私も上司を訴えたことだしな。(笑)誰にも相談しなかったおかげで、堂々とやっちゃった。。これを人に相談するなんてことをしていたら、たぶん「やめてたほうがいいのでは」みたいな牽制の声は、同胞から聞こえてきてたに違いない(笑)気分は悪くなるけれど、その時代を生きたそれぞれの個人の生き様が映し出されていると思えば、楽しくもある。いつか小説でも書きたいものだ。。。敵国に同胞を売る日本人の小説。。。読みたいという人、いるかな。。。読んだら気分が悪くなりそうだな。。。ああ、また売れる本は書けそうにないなあ。。(笑)
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