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2009/09/22(火)
美田は残すな
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昔、日本のコンビ二で週刊誌を立ち読みしていた感覚で、リンカーン一家の本を読んだ。リンカーンが死んだあと、奥さんと子供たちがどうなったか、一人だけ結婚できるまで生き残った長男ロバートの家族の話、その子供たちの話、そのまた子供たちの話と、リンカーンのひ孫までの話である。面白かった。で、結論、自分の後ろに美田は残すな、その一言である。(笑)長男ロバートなんて、自分の父親の貧しい出を恥じて、ケンタッキーのリンカーン生誕の地を国立公園にするお祝いに反対したとか。結局、ケンタッキーには一度も行かなかったらしい。ひ孫2人か3人かなど、リンカーンと言われても、はあ???という感じだったらしい。リンカーンを忘れたかったんだろうなあ。(笑)で、やってることといえば、3回ほど結婚、離婚を繰り返し、リンカーンの直系の血をひく最後のおっさんなど、60過ぎてから、20代の女と結婚して、女が妊娠したと聞き、喜んだものの、回りがそれはおかしい、確かあの爺さんは、なんかの手術のときに不妊手術?を受けたはずだとか、外野にがやがや言われて、医者に行かされたら、やっぱり精子なしと判明。となると、若い女は何をやってるんだ、ということになって、金目当てのごろつきがからんでいるらしい、とFBIまで出てくる始末である。長男ロバートが一人ワシントンDCに眠っているのはおかしいな、よっぽど父親が嫌いだったんだな、と思ってたら、なんと長男はイリノイで父親といっしょに埋めてほしかったそうな。ところが、長男の奥さんが、意地の悪い、精神に異常をきたしていたようなリンカーンの妻、要するに姑さんといっしょに墓に入るなんてとんでもない、と、夫をワシントンのアーリントン墓地に埋めたそうな。なんと女の戦い、墓場までと思うと、笑ってしまった。どこも同じである。(笑)リンカーンは、奴隷解放をしたから偉大というのが世間の評価かも知れないが、私はまったくそうは思わない。それよりも、親を頼りにせず、できずに、自分の力だけで大統領までになったのがすごい。それにしても長男は、それを誇りに思えなかったのか。リンカーンさん、教育、間違えたね。。(笑)で、美田を残すな。。親がえらくなりすぎて、ひ孫にまで負担をかけるな、で、今日も、ご機嫌で、公務員人生である。。(笑)
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