〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2010/11/18(木) 奇跡
おととい、目の外科医のところに行った。手術をしてから、ほぼ10ヶ月である。網膜に穴があいたと、ガスを入れて穴をふさぎ、手術から7ヶ月後には、水晶体を人工のもの(なんで手術後に眼帯をしなかったのか、すごく不思議に思っていたが、最近の技術では、人工水晶体は、折りたたみ傘のように、目の中で開くようになっているから、眼帯がいらないのだと。。すごい。。今でもぼんやり覚えているが、手術のあと、薄めにあけた右目から、あたりがよく見えたのが不思議だった)に変えて、あれから3ヶ月半。視力検査をすると、右目は日本式で言えば、ほぼ1.0まで見えるようになっていた。ひどい近視だが、もってうまれた目の組織のままの左目より、はるかによく見えるのである。もしかしたら、右目は穴があく前よりよく見えるようになっているかも知れぬ。右目の視力が元通りになることはないだろうと聞いていた。検眼医は、左目よりましだった右目に穴があいたのが不幸だったと言っていたのである。で、外科医が聞いた、右目にもコンタクトを使っているのか、と。はあ?? ぜんぜん、と答えると、奇跡だ、と、医者が言った。はあ??? 科学者の外科医が奇跡、と言うとは。。口数の少ない、誠実な医者だった。冗談で、奇跡、と言うはずがない。思うに、50代半ばという若さだったから、組織がきれいに回復したのだと思う。1月の手術前のコンピュータ画像では、穴が網膜の上から下まできれいに一本通っていたのに、おとといの画像では、もう穴の痕を探そうにも、医者ですら”この辺だったはず”というぐらいだった。穴がきれいにふさがっても、視力が回復するかどうかは疑問だったのだろう。奇跡である。宇宙のエネルギーにほんとに感謝。医者もうれしそうだった。自分が手術して、患者が不満ならつらいだろうが、奇跡を起こしたとなると。。。視力の回復を考えるとつい、穴があいてよかったかも、と言ってしまった。医者がかすかに苦笑いした。。バカな私、悪いことを言ってしまった。傲慢というものである。宇宙のエネルギーに謝らねば。。。といって、これで終わりではない。次のアポはちょうど一年後である。やはり網膜だから、慎重に慎重を期するのだろう。私の眼をのぞきこむたびに、医者は、”まだ大丈夫”と言う。”まだ”って、また穴が開く可能性があるのですか、と一度聞いてしまった。誰にわかろう。。奇跡で与えられた新しいエネルギーに感謝しながら、傲慢になることのないよう自分の身を律しながら、これからの時間を大事に大事に生きねばならぬ。奇跡が起きたのは、自戒のメッセージだろう。


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