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2010/12/02(木)
初雪
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ここ2日ほど、雪がぱらつくようになった。あたりも真っ白というわけではないが、道の両側に雪がたまっている。はきたくなるようなかる〜〜〜いい粉雪である。気温も零下5度ぐらいに落ちているのだろうか。(華氏20度)冬がやってきた。別に感慨なし。。(笑)いろいろあった今年がやっと終わるのだ。心のどこかでほっとしている自分がいる。おとといだったか、左目の調子が悪いと、また検眼医に出かけていった。いよいよ左目にも白内障が出ているという。白内障といえば、60代か70代の問題じゃないの???私はまだ50代半ばだよ。。(悲)これも、超近眼のせいだろう。健康な人の目よりははるかに早く出るのだろう。といって、網膜の手術の副作用としての白内障ではないから、右目ほど、どん、どん、どんと2ヶ月ほどで悪化するとは思えないけれど、70代まで待てるとも思えない???手術が成功するとわかっているなら、よく見えるようになるのだから、手術したほうがいいのだろうけれど、やっぱり手術はいやだ!!!(悲笑)でも、わかったこと。。私の目は、もうコンタクトレンズで解決できる時代を過ぎてしまったのだ。目の組織の問題となってきて、コンタクトで矯正することはできなくなってきている。ああ、これが年をとるということだ。(悲)友達からのニュースでは、岩波書店から本を出すという。やったあ。。自分のことのようにうれしい。。岩波から、新書ではなく、単行本を出したら、アカデミアの世界では頂点を極めたようなものではないか。。すごいなあ。。。と思うけれど、私にはできず。。できなくていいや。。。(笑)どうやら、岩波は外部の学者に査読に出すようなのである。で、それが通ったら出版するって感じ。。。学者たちの、重箱のすみをつつくような世界で生きるようになったら、人間としてのダイナミズムを失って、人間としては終わりではないか、ぐらいに思っている。(笑)人間、外向きに生きよ、という原稿を今、一生懸命書いている。なあんかそれがすごくうれしい。。(笑)ああ、学者とは縁がなく、岩波とも縁がない。。だから何なのさ、だ。(笑)あと1週間ほどで、娘はレバノンに発つ。それからイスタンブールで待ち合わせである。無事に出会えるのかどうか、すごく不安である。今年最後の冒険、というか、人生最後の冒険のようにも思える。。。もう、飛行機に乗りたいと思わないのだ。。機首をあげた飛行機に、昔のようにわくわく感を覚えない。2年か3年前、フランクフルトやらニューデリーにとんだときも、あれ、着いちゃったの、ぐらいにしか感じられなかった。できるものなら、庭のもみじを眺めて、静かに時間を過ごしたいのだ。ああああああ、年をとったよなあ。。とうとう今年も終わって、また年をとるよなあ。。そういえば、このあいだ、日本のドラマを見ていたら、50代半ばの役を演じる布施明が言っていた、「50になって、急に老いるのが怖くなってきたんですよ」。同感である。急に怖くなってきた。。ただただ、楽しい時間を過ごして、楽しい思い出を増やさねば、とそんな焦りばっかり感じてしまう。といいながら、今年いよいよ介護ヘルパーさんが必要となった母親は80を過ぎて、まだがんばってくれている。あの年まであと四半世紀もあるのか。。と思うが、同時に、25年なんてすぐにやって来て、去っていくような気もする。。(悲)今ただ願うことは、無事に娘と異国で合流して、今年もありがとうございました!!!と、イスタンブールで地久海に向かって元気で叫ぶこと。。その元気を、雪空を眺めながら、あと2週間ほどでなんとかかき集めねば!!!(笑)
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