〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2010/07/13(火) 人生
週末のサンフランシスコ旅行から帰ってきた。行きは、デンバーでの乗り換え。12年前にサウスダコタを離れてから初めてデンバーに降り立つ。。思ったほど、カウボーイを見かけなかったのでほっとした。(笑)それでも、シカゴで、ジーンズ姿にカウボーイブーツの男性を見ると、気分が悪くなった。サンノゼに飛んで、友達宅に。企業で出世しているようで、プールがあって、舗道や街灯のない高級住宅地に住んでいる。プールの掃除をする人、庭の掃除をする人、家の中の掃除をする人と、三種類の掃除人が、二週間に一度やってくるそうな。彼女がまだ17歳だったとき、私が日本語のチューターをして知り合った人だ。彼女曰く、この家を維持していくのにお金は必要だけれど、仕事がつまらない、退屈だ、ものすごく疲れる。教師をしている妹夫婦がうらやましい、と。おお、そういうことか。企業でお金を稼ぐ人は、出張も多くなり、いったい自分は人生で何をしているのか、とむなしい気分になるらしい。だから、私は言った、いっぱい働いて、お金が回ってこない分野にお金をまわしてあげてよ、と。教師をしている妹さんも言っているに違いない、こんなに一生懸命働いて、やりがいはあるけれど、お金がぜんぜんなくて、ああ、ものすごく疲れると。何をやっても、疲れるのはいっしょらしい。やりがいともらうお金をミックスさせて、なんとかうまく中庸にもってこられないものか。バークレーの友達は、富裕層や企業からの寄付や献金を、社会事業に役立てる財団の仕事をしているが、今回、200ミリオンドルのプロジェクトを勝ち取ったと言っていた。200ミリオンドルもの人のお金を動かすのも大変だろうなあ。でも、やりがいはあるだろうなあ。でも、普通の人にはできない仕事だろうなあ。。サンフランシスコで会った日本人の友達は、自分がやっていた会社をつぶして、今、どうしようかと悩んでいる。日本では、英語ができる、は売り物にならないから、新しい事業が始められないのだという。シカゴにおいでよ、と誘ったが、この年になって、また新しい土地というのは疲れるよなあ、と。それもそうだ、と納得。25年ぶりに会ったバークレーの知人ーこれまた私が日本語を教えてた人だーは、アフリカ人との離婚のプロセスのど真ん中。バークレーに家を持っているが、一人で住むのはすごく寂しいという。そうだろうなあ。。バークレーの家ともなれば、イリノイでは考えられないような一財産だろうけどなあ。むなしいんだろうなあ。わずか3日ほどだったが、いろんな人の人生を垣間見た。一つだけ、確かなことーみんな必死で、自分の今日を生きているということだ。誰も”自分”を選ぶことはできず、自分にできることをして、必死で今日を生きているだけだ。明日のことは誰にもわからない。私も、まるで週末がもう1年前のことのような気分になりながら、再び職場に戻っている。変わりばえしない公務員の職場。。だから何。今日と今の私に感謝するだけである。私の人生をそのまま受け止めるだけ。。私は、私にできることをしているだけだ。誰に文句が言えよう。お金があってもなくても、生きるのはただただ大変なのである。今日ある自分に感謝するのみ、生きさせてくださってありがとう、と、宇宙のエネルギーに頭を下げる。。。


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