〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2011/02/09(水) ニュースよりーりんかーンと国立公文書館
米国立公文書館はこのほど、16代大統領リンカーンが暗殺犯に狙撃された日に署名したとされていた恩赦の文書が、実は事件の1年前に署名されていたものだった、と発表した。アマチュア歴史家が同館に保存されていた文書の日付を改ざんし、「絶筆」だったことにしていたという。

 この文書の署名は、リンカーンがワシントンの劇場で狙撃された「1865年4月14日」の日付になっており、狙撃の直前に、敵前逃亡の罪で軍法会議にかけられていた南北戦争の北軍兵士に恩赦を与えていたことを示す史料だとされていた。

 1998年、バージニア州在住の歴史家トーマス・ラウリー氏とその妻が、翌日亡くなったリンカーンの情け深さを示す証拠として同公文書館で「発見」、話題になった。

 ところが公文書館の職員が、「1865」の「5」が他の数字に比べて不自然に黒く、別の数字が書かれているように見えることに気づいた。大統領執務記録とも矛盾することから、公文書館の監察官チームに通報した。

 調査の結果、ラウリー氏の関与が浮上。1月12日の事情聴取に対し、ラウリー氏は万年筆をひそかに同館に持ち込み、「4」を「5」に書き換えたことを認めたという。

 今回の改ざんは犯罪になるが、実質的な時効が成立しており、立件はされない。ただし、ラウリー氏は今後、公文書館への立ち入りが禁止される。同館は「5」を「4」に戻すことを検討している。

***このニュースを読んで、また国立公文書館に行きたくなった。(笑)あの厳しいチェックをくぐり抜けて、万年筆を持ち込むとは、下着の中にでも入れてたのだろうか。(笑)りんかーンが情け深かったという文脈で、りんかーンを見てたなんて、ほんとに歴史家だろうか。(笑)情け深いといったおセンチよりも、弁護士としてすぐれたバランス感覚を持っていただけだ。情け深いを言いたがる人は、悪妻にガマンしたプライベートを知りすぎただけだよ。。(笑)それにしても、この様子だと、誰が何年にファイルボックスを持ち出したか、きっちり記録に残っている様子。。気をつけよう。(笑)今、職場の窓際でファイルのチェックをしているが、確かに記録に残す、ということに関しては、アメリカ人はものすごい執念?を燃やす。。ある従業員の1960年代の1ドルなんとかの昇給通知すらスキャンするのだから。歴史観が違うのだと思う。それに比べて日本は。。佐藤栄作が核持込を容認するニクソンとの密約を、こんなもの破っておけば終わりだ、と言ってのけたなんて絶対に許されることではない。実際、外務省からはその書類は出てこなかったではないか。国立公文書館には当然きっちり残されていたのに。。敗戦国民の小ささだ。歴史は、絶対に水には流せない。人間の足跡も絶対に流せない。敗者ゆえに、密約を結ばなくてはならなかったとしても、国民をあざむかなければならなかったとしても、覚悟を持ってやってみろ。。しょせん、自分の末路を汚したくなかったぐらいの歴史観と小さな根性で、ノーベル平和賞だ。。ほんとに政治家なんてくだらない。。ああ、それはオバマの平和賞もおんなじだ。(笑)そうそう、会いたい人がいる。今度時間を見つけて、セントルイスの国立公文書館に出かけていくつもり。。歴史に名を残したがるエゴがつっぱった馬鹿な政治家どもよりも、無名の人の埋もれてしまった真摯な生き様に、ほんとの生きるエネルギーが詰まっているから。


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