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2011/03/16(水)
変化
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昨日、NHKにメールを送った。ニュース番組を見ていて、気分が悪くなってきたからである。定時のニュースではなく、報道番組だった。もちろん大災害のニュースをしているのだが、担当が男と女のアナウンサーである。見ていると、二人が仲が悪いというか、エゴの張り合いをしているのが丸見えなのである。男のほうは、専門の解説者と話をしていて、女が口をはさもうとすると、封じこめる感じで無視をする。そこに、突然、地震のニュースでも入ってくると、今度は、女が、このときとばかり、男に負けじ、と意地を張って、男に口をはさませないようにして、猛烈な勢いで、おんなじニュースを何度も何度も言う。負けん気を出しているのである。気の強い女だからこそ、隣の男も嫌気がさして、無視したいのだろうとは思うが、報道局のアナウンサーともなると、女としては出世道を行っているのだから、ここらでいい仕事をして、それも大災害だから失敗はできない、やってやるぞと張り切っているというのは女としてはよく理解できるが、それにしても、どっちがどれだけを報道するか、みたいなところで、競争されても、見ているほうは、こんなところで競争するなよ、と気分が悪く、腹がたってきたのである。それで、メールを書いた(笑)二人は仲が悪そうです。画面から、二人のエゴが出ていて、気分が悪いです。悲惨なニュースなのだから、少しでも気持ちが和む方向にもっていってくれ、と。そして、今朝、またテレビをつけると、またこの二人が出ていたが、なんと今朝は、ニュースを読んだり、解説者と話をしたりするあいだに、二人で、世間話風に会話してるのである。(笑)顔の表情を見ている限り、相変わらず仲はよさそうではないがーニュースがニュースだけに笑うわけにはいかないだろうがーお互いの視線も交差はせず、顔をかすかに相手側に向ける、みたいな感じだったが、(笑)それでもまあ、見ている側はなんとか見られるようになった。(笑)女の口調もだいぶ落ち着いていて、聞けるようになった。(笑) 二人に、私のメールが届いたかどうかは知らないが、まあ変化があったことは確かで、それだけで満足である。(笑)思うに、大事なことは変化である。変化を起こすために、自分が動くーそれだけである。どんなものでも、変化があればうれしい。それが、自分には価値がある、生きている意味があると思える第一歩ではないだろうか。日本の学校でいじめがなくならないのも、どんな小さなことでもいい、何かあれば、必ず反応して、あなたの声を聞いてますよ、というメッセージを送るということをしてこなかったからだ。学校は、いじめとは認識していなかった、なんてことは、まったく意味がない。誰かが何かを言えば、どんなにくだらぬことでも、まず反応する。自分を聞いてくれる人がいるという安心感が、人を、社会をまとめていくのである。これまで日本は、日本人は、変化を嫌ってきたのではないか。そのうち、なんとかなるだろう、と。今度の原発の問題も、その集大成かも知れぬ。それが少しずつ変わってきている。変わらねばならない。発言、発信して、変えていく。そういえば、原発から避難させられている市の市長が、自分たちはまるで汚染地域のように考えられて、物資を送ってきてもらえない、トラックまで取りに来いといわれる、これはおかしい、国の力でなんとかしてほしい、とここ2日ほど続けて、はっきり訴えていた。国なんて、何も怖がることはない。(笑)NHKも、だ。。(笑)
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