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2011/06/23(木)
あるちっちゃな死
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日本から帰ってきて、1週間近くたって、やっと時差ボケが直ってきたかな、と思われたころに、また日本に出かけて行った。で、昨晩遅く帰ってきた。最初のニュースー長年飼っていた金魚がとうとう死んだというもの。娘が店からもらってきたときは、普通の小さいものだったのに、それから10年近く経つのだろうか、立派にミニ鯉みたいな感じになっていた。死にそうになかった。魚はきれいな水には住まず、と考え、緑のこけ?がガラスにはりついているのもいいことだろうと考えていたし、水を変えるのも、私のばたばたでままならなかった。今回、出かける前に一度変えてやればよかったのだろう。それをしなかったから、さすがのオハイオちゃんも、とうとう腐った水に耐え切れなかったのか。毎朝、えさを求めて、ぱちゃぱちゃと音をたてながら、水面にあがってくるのをかわいいと思っていたのに。。とうとう死んでしまった。一瞬の手違い、考え違いで、事故は起こる。母親のことを考えても、あの一瞬に私が違う行動をしていたら、と思うことしきりだ。でも、その一瞬は、誰にもコントロールできるものではない。となると、すべての事象はやはり運命としか考えるしかないのではないのか。死ぬことなど想像もしなかった金魚が、まるで一瞬の隙をついて消えてしまった。ちっちゃなものだが、やはりあったものがいなくなるのは寂しい。といって、永久にもてるものはない。少しずつ、少しずつ納得しながら、片付けていくしかないではないか。
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