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2012/01/23(月)
上っ面な言葉たち
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このニュースを読んで、もうそろそろ、日本語人であることをやめたくなった。(悲) 軽いねえ。。。国を運営する人間たちがこの軽さでは、話にならない。。(怒悲)
自殺者数が14年連続3万人を超えるなか、政府が毎年3月に行う自殺対策強化月間のキャッチフレーズが、今年度は「あなたもGKB47宣言!」に決まった。23日に開かれた内閣府の自殺対策推進会議では、委員から「自殺対策としては違和感がある」と疑問の声が上がった。
強化月間の今年度のテーマは「全員参加」。GKBは、「ゲートキーパーベーシック」の頭文字をつなげたもの。自殺対策では、悩んでいる人に気づいて声をかけ、必要な支援につなげる存在を「ゲートキーパー」と呼んでいる。「47」には、47都道府県を初め、国民に取り組みが広がることを示したものだが、人気アイドルグループ「AKB48」にひっかけているのは一目瞭然だ。*** GKBがゲートキーパーベーシックだなんて、誰が知ってるの。そんなに認知された言葉なの???ジャパリッシュ?の意味をみんなが理解してるの???ゲートキーパーのようなサッカー用語?ーとして少なくとも認知されてるよーが、なんで悩んでいる人に声をかける人の意味になるの??? その場合、ゲートって何を指すの??? 三途の川? ということは、ゲートキーパーって、三途の川を渡る船頭さんのこと???(笑)この特殊な船頭さんは、客引きではなく、客を追い払うのが仕事らしい。。(笑)47は都道府県の数だって。。イメージだけを自分たちのあいだだけで勝手にふくらませて、悦に入っている典型的”鳴門の渦潮”状態。。。こんな言葉しか考えられなくなったら、言葉を操る人間としては終わりである。そうだなあ、私なら、はっきり言いたい、死ぬな、もったいない、って。何がGKB47だ、あっほ。。。(笑) そういえば、週末に映画「ノルウェイの森」を見にいったが、あの映画も、最初に自殺した若い男の子がいて、その自殺が彼女を苦しませて、その彼女も自殺して。。。と、自殺の連鎖の映画でもあった。自殺は、死んだ人よりも、生き残っている回りにいた身近な人を一生苦しませるのであり、一生苦しませるのが目的で自殺するんだ、と教えてくれた友達もいた。それが自殺の現実なら、キャッチフレーズは、お前は卑怯者だ、それでいいのか、ぐらい、パンチの効いたものを作ればいいのに。。何がGKB47だ、あっほ。。。(笑)とかく自殺の当事者に視線が注がれるようだが、家族に自殺者がいる人たちの生の言葉を集めて、それをもっと公にするのもひとつの方法ではないのか。一番力をもっているのは生の声である。何が、GKB47だ。。あっほ。。(笑)
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