〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2012/03/06(火) genuineな春
私が帰米すると、すぐ母親が入院となる。今回も、私が月曜日に帰ると、同じ週の金曜日には再び入院となった。いったい何が起きてるんだろうか。で、今回は1週間たらずして、無事に退院となった。確か、今日が退院日である。老人ホームのほうも、私がうるさいものだから、大事をとって入院させたのだろう。病院の看護婦さんからは、患者が多くて。。。と聞いた。どうやら、次から次へと、患者が押し寄せている模様。高齢化社会とはそういうことだ。(悲)医療関係者も、できるものなら、若い、人生これから、という人たちの病気を治したいだろうなあ。やりがいがあるではないか。。「死人に口なし」の一歩手前のような人間の治療がしたいだろうか。一度聞いてみたいと思ったりするが、正直なことを言うはずがない。。言ったら、人非人と烙印を押される。でも、私としては、そういう本音が聞きたい。本音が言える人に出会いたい。きれいごとはもううんざりだ!!!(笑)このごろ、とみに思うこと。。おいしいものを食べたり飲んだり、美しいものだけを見て、本物ーgenuineを探し、追いかけて、自分の人生をまっとうしたいと。そういう視点で世界を、人間を見ると、美しい人なんてあんまりいない。ほとんどいない、に近いかも。。(笑)多くが、自分を大きく見せようと、嘘、はったり、見栄をはる人ばっかり。。ああ、この人、見栄はってるな、空自慢しているな、と思うと、心がす〜〜〜と遠ざかっていくのがはっきりと感じられるようになった。で、人と話すこともなくなった。。(笑)いつもgenuineであること-そんなにむずかしいことかなあ。。世界から、人間の美学は消えて、処世術があふれすぎである。うんざ〜〜〜り。。。今年は、春の庭を楽しめるかどうか心配していたが(去年はまったくできず。。いつのまにやら、あっというまに1年が過ぎた。。悲)、どうやら母のケアも、どこか処世術じみてきたから、こうなったら、腹をくくって、運を天にまかせて、自分に与えられた時間をまっとうすることにする。もう、母のことで、じたばたするのにも飽きた。(笑悲)いつも帰米する前に、母が、おどおどした表情を見せる。これまでは、私が帰米するのをいやがっているのだろう、と思っていたが、もしかしたら私に、できるものなら、もうそうしょっちゅう帰ってこなくてもいいよ、と言いたいのではないか、と思えはじめた。一度だけ調子がいいときに、もうそんなに帰ってこなくてもいいよ、とはっきりと言ってくれたことがあったのである。あれが、あの人の美学である。でも、本音の本音は、私に、あ、そう、じゃ帰らないよ、と言われるのが怖いから、そう何度も言えず、顔をしかめるだけで終わってきた。genuineな人間的葛藤ーその葛藤をじっと見つめきるのが、私のこれからのgenuineな仕事。一度だって、自分のエゴで目を曇らせてしまうと、私は美しいものを見逃すことになる。春ー季節の春はまためぐってくるが、私と母親との関係の”春”は、これからが本番で、最後のgenuineな春の始まりである。ところで、genuineとは、何と訳せばいいのだろうか。文学的素養がないので、皆目見当がつかず。福沢諭吉の”自由”みたいな無責任なことはしないぞ。。(笑) 


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