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2012/09/11(火)
邂逅の時間
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やっと朝夕はしのぎやすくなった。母の様子に特に変わりなし。酸素吸入がはずせなくなったというので帰ってきたけど、まだまだ命には別条なさそう。。よかった。。もう少し親孝行ができそうだ。。酸素は、帰ってきた1ケ月前は1リットルだけど、今は2リットルから3リットルのあいだである。要するに、弱ってきているのだ。今、与えられている時間は、自然が人間にすることをじっと凝視することで、すべてを受け入れる準備をせよ、という神様のメッセージだと思う。それは、本人も同じだろう。毎日売れ残りの2割引きのシールがはってあるものを買いに行くスーパーで、大きなチューリップの球根が売られているのを、2、3日前に見つけた。それから心はうきうきである。(笑)毎日、窓の外を見て、どこに植えようかな、と考えている。あそこがいいかな、ここにしようか、と考えたらうれしくなるのは、来年の春を想像するからだと思う。私には、来年の春があることを大前提にしたわくわく、である。母には、このわくわく感はなくなった。今朝も、はっきりと「寝てるほうがいい」と言った。そうやって、生気を失っていくのだろうか。私が今すべきことは、すべてを見つめて、ただただ受け入れるだけだ。。
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