〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2013/02/14(木) ホスピスと死、日本のメディア
お気に入りの報道番組をつけると、ここのところ、トップニュースはグアムでの殺傷事件である。何をあぶりだしたいのだろう。被害者が日本人だったということで、日本人への恨みがあった、を言わせたいのだろうか。なにやら必死で、犯人の背景を調べている。日本人の恋人がいたとか???これが、秋葉原のように、日本で起きた、犯人が日本人の事件なら、こういう報道も理解できる、というか、そういう報道のあり方に慣れている。というのも、そういう事件から、社会学者たちが新しい”日本人”論、すくなくとも日本社会論をあぶりだそうとするからだ。つまり、”日本””日本人”には一定の定義を与えねば、与えられるという社会的思い込みがある。その報道のやり方を、アメリカでの事件でやってもなあ。。犯人の動機はどうのこうの、と調べ回っても、見てるほうは、犯人の個人的なことでしょ、別に知りたくないよ、で終わってしまう。犯人が何系であろうと、自分と何か共通点があるとはまったく思えないからだ。日本のメディアがやってきて、重箱の隅をつつくようなことを、ごちゃごちゃ嗅ぎまわったら、地元の人間たちは、ふ〜〜ん、日本人を殺したら、日本のメディアがいっぱい来て、それはそれで経済効果がある?と、まるで日本人の野球選手を雇ったら、取り巻きたちの経済波及効果を期待できる、的な発想になる???(笑)日本のメディアよ、あんたら、ほんとに”とんちんかん”だ。。きっと感覚が完全に内向きにずれてるんだろうね、それがジャーナリズムなら恥だね。。だから、レスリングがオリンピックでどうのこう、となって、それはそれであわてる。。くだらん。。(笑)ポイントは一つー何の理由もなく殺された被害者の無念と、突然根源的な喪失に向き合わされている被害者の家族たちの苦しみ。。死が、社会にあふれかえっている。。それがたまらなく悲しい。。絶対にあともどりできない、死の絶対感が苦しい。老人ホームで出会った有能な看護士さん(とはっきり書くのは、老人ホームに無能な看護士がいて、私が怒鳴りつけて、母の担当からはずすために戦わねばならなかったから。。笑)が、朝の3時から5時が一番危ない。それを乗り越えれば、一日もつ、と教えてくれた。今も、朝方になると、目がさめて、母のことばかり考えている。(悲)そして、ケロ。いよいよ便が止まっている。ツナ缶に水をまぜてのホスピス食をやっているが、食べてないという証拠だろう。そのうち、尿もとまるのか。。兄さんは、死ぬ前日まで、自分でトイレに行って、体中に砂をつけて、にゃおとささやき声で鳴いていた。母は、死の2日ほど前に、完全に尿が止まった。あれを見たとき、身体がとうとう機能しなくなったのだな、とど素人の私でも納得した。ケロは、どうなるの。。必ず来ると実感せねばならぬ死を待つこの時間が、一番つらい。床に顔をつけて、ツナ水をすすっているケロの顔をじっと見、背中をなでていると、母を車椅子に乗せて、外気に触れに、ホームの庭に出た時間をもう一度繰り返しているかのようだ。(悲)不慮の事故、事件の死と、意識して待つ病気の死と。。比べようもないが。。。ただただ、時間が止まったり、あともどりできないのが哀しいとしか、いいようがない。。(悲)


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