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2013/02/05(火)
雪世界
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また雪かきをする世界に戻ってきた。きのう、おとといと雪かきをした。雪と遊ぶと、いつも、昔キムタク君のドラマに夢中になってたころを思い出す。ドラマの中で、キムタク君が女主人公に、あんたは、みんなにふみつけにされたまっくろな雪だ、誰も踏んでいない雪は美しい、みたいな台詞があった。そう、誰も踏んでいないまっさらの雪を、しゃきしゃきと踏みしめながら歩くのは、ほんとに心が洗われる思いだ。明日は、いよいよ手術の日。病院との契約書?を読むと、手術して結果が悪くなることもある、死ぬこともある、失明どころか目がなくなることもある、まで書いてある。それでも手術したいか、と自問してしまう。ほんとはしたくもない。医者なんて信用できないし。。。と考えていたら、また母を思い出した。医者が嫌いで、最後の最後まで行かなかった母の人生を、つ〜〜んと冷え切ったまっしろの雪世界の真ん中で想う。あれでよかったのだろうか、とまだ悩むが、どんなに悩んでも、もう一度母に会い、声が聞けるわけではない。雪はそのうち消えるだろう。いつか消えてしまうものといっしょに流していかねば。。私の時間も、である。いつか消えるものだ。明日、手術が成功しようと失敗しようと。。。やっぱり諦念だろうか、母の一人暮らしの最後を支えていたのは。。
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