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2013/05/23(木)
仏壇とともに
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昨夜、2週間の日本旅行から帰ってきた。デパートをうろうろすることもできず、本屋に立ち寄ることもできないという忙しい2週間だった。せめてあと3日から5日ほど長く滞在したかった。アメリカに帰りたくなるような気分になってから、戻ってきたかった。それもままならず、小さな仏壇とともに帰ってきた。昨夜、今朝とお線香を1本ずつ燃やし、手を合わせた。これからも、そうやって一日をはじめようと考えているが、いつまで続くことやら。(笑悲)手を合わせていると、母親と父親の声が聞こえてくる。。死んでから何をしてもらっても、わからんからなあ。。。二人がよくそう言っていたのを思い出すのである。おかげで、今も責められているような気がする。。親に責められて、責められて生きた人生だったな、と今もって思う。それでも、二人が生きているあいだに、もっと素直な関係を築いておきたかったものだと、ほんとにほんとに後悔しているが、それができなかったことが、私の親が生きていた、ということだったかも、と納得もしている。確かに、今から私がどんなに仏壇に手を合わせても、私と親との関係が変わるわけでなし、二人が戻ってきて、話ができるわけでなし、私はこのままずっと過去に縛られて生きることになるのだろうか。配偶者と娘は、いったい今の私にとって何なのだろうか。ほんとの親離れは、これからということだろうか。たとえ一人であったとしても親がいるのといないのとでは、これほどまで心境が変化するとは。。。じっと自分を見つめて、自分の中の変化を捉えて、今を乗り越えていかねばならぬ。仏壇に手をあわせて祈るのは、私の残りの人生をどう生きるか、その答えを見出すことを見守ってほしいと。。(悲)
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