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2014/12/15(月)
デカブにて(2)
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このところ、地元の図書館へ行くことが多くなった。年中無休だから、ついつい足を運んでしまう。そこでいつも出会う人がいる。何時に行ってもいる。貧困層っぽい白人男性で、すどく?をしているのである。いつもしている。一生懸命している。で、思った。ああ、この人、一人暮らしだな、人の気配が欲しくて、こうやって朝から晩まで、毎日図書館へきて、時間つぶしをしてるんだな、と。図書館は暖かいし、人の出入りはあるし、で、寂しくないもんね、と思っていたら、この2日間ほど見かけなくなってしまった。大丈夫だろうか、と心配している。いつもいつも見ていた人がいなくなると、寂しいものである。もう一人は、図書館で働いている人である。毛糸の帽子をいつもかぶり、その下には髪はないから、ああ、がんサバイバーだな、と思った。この人も毎日出てきて、仕事をしていた。ところがこのところ見かけない。大丈夫だろうか。ものすごい咳をしていたのである。聞くほうがつらくなるような咳で、どう聞いても、風邪の咳ではなく、深刻な病の咳である。大丈夫かなあ。早く出てきて、また元気に仕事をしてください!!! 私のほうも日々老いを感じる毎日である。2年ほど前に悪くした左足は、いまだに痛む。素人頭で、いよいよ股関節に来ているらしい、というのがわかる。ちかぢか歩けなくなるのだろうか。(悲)プールに泳ぎに行けば、いよいよ1000メートルは泳げなくなってきた。泳いで、体が温まるのではなく、ある一点を超えると、体が冷え切って、指の先がかじかんでくるのである。ああ、こりゃ、だめだ。新陳代謝が完全に落ちて、運動して体が暖かくなるエネルギーより、水の中で体が冷え切っていくスピードとそのエネルギーのほうが上手ということだろう。あわててプールを出た。トイレに行けば、尿がまるで熱湯のように感じられた。あああああ、年には勝てぬ。二度と若くにはなれぬ。(悲)今日は、日本時間で、母の命日である。息をひきとる瞬間を、顔と耳の皮膚で感じたあの瞬間から2年。今日、生きてるのは奇跡である。きのう見たバカ?弁護士ドラマ、リーガルハイの中の言葉である。(笑)その通り。。今日の奇跡に感謝である。明日は、もうわからん。。(悲)
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