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2015/05/14(木)
パブリックのない国
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ニュースを見てびっくりした。名古屋だか、ごみ屋敷のゴミが歩道を占拠して、通れなくなっているが、それでも住人の男はごみの撤去を拒み、市もなにもできないというニュースである。パブリックのない国ーすぐにそう思った。アメリカなら、この男、たぶんすぐに逮捕?される? アメリカのパブリック意識から考えると、公の道が通れなくなったら、すぐに警察が出てくるだろう。警察の言うことを聞かなかったら、逮捕だろう。日本は、こういうときに警察が出てきて、問題を解決するという法律がないのか。。歩道とは何? 公のもの、というコンセプトが法律に書かれていないのだろうか。公のものでも、そこで刑事事件が起きなければ、警察は出てこないということか。 こういうパブリックのなさがまかり通る一方で、家にある植木の葉っぱがご近所さんに落ちたら、木を伐らねばならないほど追いつめられる、みたいなところがある。これは、ご近所さん同士ーつまり民事ーの世界である。木をみんなで楽しむ、という感覚があれば、葉っぱがどこに落ちようと、それほど気にしなくてもいいのでは、みたいな感覚が生まれるのでは、と思ったりもするのだが、どうもそういうわけではなさそう。つまり、私的な大量のごみが歩道をふさぐのはOKでも、葉っぱが隣のおうちに落ちるのはだめ??いったい日本のパブリックとは何???(怒)
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