|
2015/06/03(水)
竜安寺ごっこ
|
|
|
来週神戸に戻る。その前にしておきたいことー庭でおもいっきり時間を過ごす、日本ではできないことだから。ピンクのペオニー以外(日本語で何と言うのだろう)、花はだいたい終わって、今は花柄つみに忙しい。ピンクのペオニーが開いたところは見られそうにない。(悲)もう一つ学んでいることは、なぜ京都のお寺の拝観料が高いか、である。とりわけ石庭のある寺は。。要するに、石庭に落ちる植物の芽をひっこぬくのに手間ひまかかるからである。庭にころがっている工事用のじゃりを拾って、石庭を作ったものの、雑草抜きで忙しい。石の世界は、生も死も超越した無の世界を表現していると思うから、そこに、色鮮やかな、命あふれる黄緑色のベイビー雑草がはえてはならないのである。そういえば、実家の小さな三畳の小部屋に、雑草がはえていて、とうとう床をつきやぶられているのか、と心配したが、友達によると、窓から種が飛んできて、伸びたんでしょう、と言われたことがある。そう、植物の種はどこからでも飛んできて、発芽する。竜安寺の庭だって、空とつながっているわけで、雑草の種がいっぱい飛んできているはずなのである。で、誰かが毎日掃除し、緑ー草ともいえぬ段階ーをひっこぬいているはずなのである。で、拝観料が高い。。。(笑)と、自分で石庭を作ってみて学んだけど、2週間後、ここがどうなっているかと思うと、おちおち飛行機にも乗ってられない。。。(笑)
|
|
|