|
2015/07/19(日)
記録とは
|
|
|
このごろ図書館で、ルーズベルト大統領の資料をチェックしている。で、学んだことーアメリカ大統領には絶対に手紙を出すな。(笑)すべて残されているのである。有名な政治家とのやりとりだけではなく、日本からの無名の人のファンレターも。で、時に、そんな無名の人にも大統領は返事を書いている。で、たとえ2行の意味のない手紙もきれいに残されている。となると、今のオバマ大統領に、オバマ饅頭ができましたよ、新発売! のチラシを送ったり、饅頭食べて下痢した、お前のせいだ、という手紙を書いた人がいたとしたら、それも全部残されているわけである。くわばら、くわばら。。(笑)アメリカの記録に対する考え方は、日本とはまったく違うと思う。いつだったかテレビで、沖縄返還と核の密約をした佐藤栄作が、ニクソンの手紙を、こんなもの、破ってしまったら終わりなんだから、と言っているのを見たことがあるが、あんたねえ、日本で破っても、アメリカには全部残っているからねえ。。ごまかせないよ。。日本で首相になりたいと権力欲を振り回す人は、歴史に残るのは自分の名前、ぐらいに考えているかも、だけど、アメリカでは、これだけ書類が残されるとなると、残るのは名前だけではないよねえ。。100年以上たっても、まだいろいろとアマチュアにでもかき回されてさああ。外交交渉の途中で、交渉相手に、トラストミーと言いました、とメディアに向かって言ってのけた日本の首相の手紙はどんなのが残っているのかなあ。。。(笑)すくなくとも4年の任期はあるアメリカ大統領の仕事って、かなり根性入れてせねばならないようで、大変だあ。。なれなくてよかった。。。(笑)
|
|
|