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2015/08/08(土)
夏も終わり
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日本からのニュースでは、ものすごい猛暑日が続いているようで、高齢者死亡のニュースに、母親のことを思い出してしまう。あの人も、熱中症で救急車で病院に運ばれてから、体調を崩してしまったから。あれからもう5年である。早いなあ。。(悲)で、こちらはもう落ち葉の季節である。庭に落ちている落ち葉をはく季節になった。早いなあ。もう夏も終わりである。雑草たちも元気がなくなっている。(悲)で、私も元気がなくなってしまった。(悲)先週末は、娘の引っ越しを手伝いにポートランドへ行っていた。こき使われた。(笑)借りるときに払った1ケ月分のアパートの家賃をきれいに返してもらおうと、必死で一日かけて掃除。それから新しく購入したコンドの片づけと新しい家具の購入。もの運びにかなりこき使われた。疲れた、疲れた。で、思うのである、若い人がこうやって30年のローンを毎月一生懸命返すために、一生懸命働くーこれが生きることだなあ、と。あれもほしい、これもほしいと欲もあり、将来への夢もあり、で、そのために一生懸命働き、生きるのである。娘の様子を見ていて、いよいよ親の仕事も終わったな、と実感した。あとは、いよいよ自分の老後だけである。それにしても、若い人と数日行動をともにしたおかげで、わたしはエネルギーを全部吸い取られたようで、なかなか自分本来のリズムとエネルギーが取り戻せず、毎日うんうん言っている。これって、やっぱり老後は若い人とはいっしょに住めない、ということだ。いっしょにいると疲れるのである。というわけで、今日の日本からのニュースでは、90歳と86歳と84歳の三姉妹が、熱中症で家で亡くなっていたと流れていた。すごいなああ。。でも、高齢者のリズムがあるから、3人いっしょが楽しかったんだろうなああ。。(悲)そういう風に考えると、母を17年間も一人ずまいさせたことも、少しは罪の意識が薄らぐような気がする。いっしょには住めなかったーそれが現実ではなかろうか。現実を受け入れることー母も父ももういない。あとは自分の身一つだけ。身辺を片づけていかねば。。。もう人生の夏はとっくに終わっているのである。(悲)
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