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2015/09/28(月)
ばたばた。。。
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先週、イリノイ歴史協会?の学会?に行ってきた。参加者200人から300人ぐらいはいたが、アジア系は私一人、アフリカ系は2人。義務教育の学校の歴史の先生や、大学教授やら大学院生たちが主な参加者だけれど、かれらがどんな歴史を教えているかわかるというものだ。中西部で生まれ育つと、西海岸の日系人強制収容の歴史など知らぬままで終わる。と、これが中西部のアメリカ生活である。3日間、州都スプリングフィールドにいたが、改めてアジア系としてイリノイで生きる意味を確認したような気がした。来年、この学会で、この人たちをぶっとばしてやる????(笑)スプリングフィールドから北へ2時間ほど行ったところには、100年前、鈴木大拙が住んでいた家も、まだそのまま残されている。のぞいてきたが、改修が必要なようで、お化け屋敷みたいだった。(笑)で、この周辺で唯一の日本人だったろうに、地元の新聞には、ジャップの話など一つもなし。。。存在しないとおんなじだったんだろうなああ。。今だってそんな感じだもんなああ。。アフリカ系の隔離政策は、空間を白人と共有できないものだった。アジア系に対しては、空間は共有しても、精神的には隔離政策は今も続いているようなもんだ。。精神的隔離ー見ないふりをするのである。こう考えると、まだ昔の日本で、ガイジン、ガイジン、とはやされたほうがまだまし???(笑)私なんて、ガイジンとははやされることはなくても、もう純粋日本人ではないなあ、とはっきり言われるようになった。(笑)その日本にまもなく出発である。日本と自分と、神戸と実家と私、そして親との関係。。。すべての距離をはかりながら、帰る。いつか必ずその流れが止まる日が来るのだから。その日まで、ただただ生き続けるのみ。。。
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