〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2016/12/12(月) テレビに感動した日(笑)
きょうは、朝から日本語テレビを見ながら、いろいろ考える充実した一日となった。(笑)まず、日曜討論。高齢者の運転免許の話。80を過ぎた高齢者ドライバーが若い人を殺すニュースがよく流れているから、みんなが懸念しているのはよくわかる。びっくりしたのは、高齢者の中には、車の運転が生きがいになっている人がいる、と聞いたことだ。車の運転が生きがいとは、ああ、なんと貧しい人生だったのか、と思ってしまった。(悲)そこのところを、若い芥川賞作家が、車を運転するというコントロール欲を、ほかのものへの興味関心に変えるべきだ、みたいなことを言ったので、ああ、やっぱり芥川賞作家だ、と感心してしまった。(笑)世の中には、自分がコントロールできるのは車だけ、みたいに感じる人がいるのなら、それは言い換えれば、車の外では、言いたいことも言えず、我慢して我慢して、それでもほしいものは手に入らなかった人生ということなのだろうか。おねだりしすぎの人生だったのではないの??(笑)車の運転がコントロール欲につながっているのなら、運転したがるのは若い人だろう。お金もなく、人生で何がしたいのかもわからず、ただ体のエネルギーにまかせて、焦ったあの若い日々。車でもぶっとばしたくなるかもしれぬ。それを高齢者が感じるとでもいうのだろうか。もう体からはエネルギーがなくなっているというのに、情けないことだ。(笑)年をとれば、コントロール欲ではなく、自分をもっと大きなエネルギーにまかせる度量をもって、枯れていかねば。もうどうでもしてちょうだい、みたいな。。それができない、車の運転が生きがいの高齢者は、歩行者のいない過疎地へ行って、一人で立木にでもぶつかって命を落とせば、本望でしょう、とは番組では言ってなかったなあ。(笑)家族の助け、交通機関がどうのこうの、免許に制限をつけるとか何とか。法律とつながる技術論に終始したのは当然かもしれないが、最後はやっぱりその人の生きる思想が問われていると思う。ふたつめは、いよいよ来週が最後の真田丸。必死で見てきた。あああ、いよいよ来週、真田幸村は死ぬらしい。なぜサムライが欧米で喜ばれるか、といえば、私は、単なるエキゾチシズムではなく、死がいつも身近にあって、死とともに生きたサムライの思想が欧米人を引きつけるからだと考えている。死を覚悟して戦いに行くサムライたち。それは、何か事故事件に巻き込まれたら、国から億単位のお金が家族に渡されると納得して、アフリカに送られる自衛隊員とはどこかが違うと思う。今日の戦争には死をかけるだけの、自分だけの美学がない???単なる仕事?? そして3つ目が、作家となった自閉症の人の言葉で構成された番組。他者とコミュニケーションできない純粋な生を生きているからこそ、生の本質を見抜いていると感じた。友達がいないことは寂しいことではない、命をつなぐのではない、自分の命を生ききるのだ、とはっきり言っていた。すごい。。プリクラの写真を集め、フェイスブックで友達の数を集めて、友達が多いと自己満足する人間がいかに表層的な生を生きていることか。 そういえば、このあいだ、高校生がいじめで自殺する前に、親友に、これから死ぬ、とメールを送った、というニュースが流れていた。私の反応ー親友がいるのに、なんで死ぬの。。親友がいるから、人生楽しいんじゃないの。。私なんて、毎日洞窟にこもって、人とはしゃべらないし、友達もいないってことになってるよ。(たかこさんには、友達なんていないでしょ、みたいな言葉を何度言われたことか。。笑)死から、来た道を振り返ってみよ、友達も、車の運転も、みんな”うたかた”、夢である。人生は短く、みんなそのうちに消えさるものなのである。今、この瞬間を生ききらずして、何の意味がある。明日もきのうもない。ただ、今、この瞬間のみ。毎日「わたしの過去など知りたくないの」と歌いながら生きたらいい。(笑)いや、過去を思いだせるのなら、まだ恵まれてるよなあ、と、考えさせられた一日だった。ああ、いい一日だった。(笑)


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