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2016/12/18(日)
自分へのごほうび
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雪が来る、気温が下がる、とさんざん脅されて、結局金曜日からエバンストンまででかけていった。大学の図書館、公立図書館、ホテル、土曜日もまた資料室、夜はコンサートと充実した時間を送り、2日外泊して、けさ無事に家に戻ってきた。たまにはこういう時間が必要である。雪が来る、来る、と脅されたわりにはそれほど降らず、でも気温はけっこう下がった。華氏でマイナスだから、摂氏ならマイナス20度ぐらい。凍てついてはいるが、美しい。きのうの夜、雪がちらついているとき、どんなに幻想的で美しいことか。大昔、洋画であこがれたロマンチックな世界である。街灯のあかりは雪でほんやりともやがかかったようになり、心がしっとりと落ち着いてくるのである。朝は朝で、冷え切って、ぴんと緊張した空気に、朝陽がさしこむと、これまたきらきらと空気の粒子が輝いているのが見える。ああ、これがワンダーランドだな、と思った。ワンダーランドとは、世界の、自然の不思議が、じつに自然に、しかも実にかぎられた時間だけ姿を見せるところである。確かに、足元は雪でおぼつかなく危ないけれど、このワンダーランドなしに冬とは言えないな、と感じた。万年、花が咲いてるカリフォルニアはやっぱり退屈。。。。(笑)クリスマスといっても、自分ひとりで、特になにをするわけでもないが、いい休日となった。よかったあ。。。冬、大好き???う〜〜〜ん、明日は華氏でマイナス20、摂氏ならマイナス40??? もう人間が生きる世界ではないよ。。。洞窟にこもろ。。。(笑)
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