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2018/01/01(月)
あけておめでたいか??(笑)
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また1月がめぐってきた。あああああ、いっこもうれしくない。いつもと同じ朝である。(笑)きのうは、朝5時すぎに起きて、テレビをつけると、日本でのライブの紅白の真っ最中。おんなじ顔した若い人のグループがつぎからつぎに出てきて、何を歌っているのか、歌詞もメロディもさっぱりわからぬ。一つわかったのは、最近のグループは、歌よりも、とにかく見せるのが主ということ。ダンスやら、カメラマンが大写しにしたがる顔とか。若い女の子の顔がえんえんと大写しになると、おおこれがお前の好みか、と見えぬカメラマンに向かって言っていた私。(笑)歌を聴かせる、というコンセプトは、高橋真利子と石川さゆりにしか感じられず。テレビはくだらなくなった、ラジオのほうがいいな、と考えたりしていると、高橋真利子の歌を聴いているときに、急に、昔、父の布団の中で聞いたあちゃこの声が聞こえてきた。あれはいくつぐらいだったのだろう。どういう番組だったのだろう。父の布団のあったかさとあちゃこのまあるい声の組み合わせが心地よかった。こんなこと、この50年思い出しもしなかったことだ。あちゃこという人は、たぶんテレビでは見たことがないのではないか。私の中では、ラジオの中だけで存在する人。ラジオから聞こえてくるあちゃこのトークを思い出して、もう一度、父に会いたいと心から思った。父は私をかわいく思っていたのである。母は、それを嫉妬した。だから、言ってのけた、聡という名前まで考えて、男の子を楽しみに待っていたのに、あんたが生まれて、お父さんは絶望したんよ、と。。小学4年のときである。忘れられない。でももう忘れたい。父がいなくなって、神戸の震災の前の年だから、もう24年。もっと優しい、甘えられる時間を過ごしたかったなあ。。言った母親を恨んだが、その母もいなくなってもう丸5年が過ぎた。家族と自分、そして一度しか生きられない人生ー因果なことだ。年があけて、何がめでたい。。因果はいっこも変わらない(笑)でも、今ふっと思った、忘れられないことを忘れようとしてみようか。忘れようとしたら、新しい自分になれる??? そういえば、紅白に出てきた若い人の歌は、そんな歌ばっかりだった。夢やら希望やら、どうのこうの。。。言えば言うほど、嘘になるのに。。(笑)司会者の数は減らしてくれ。3人もいると、同じ「ありがとうございます」を3回続けてきかなあかん。みんな仕事で歌っているのに、なんで司会者は歌手に「ありがとう」を言うの?? さっぱりわからん。歌手への質問は誰が誰に聞いても、「どんな思いをこめて歌いますか」だって、あっほ。。そうそう、シカゴで見たがさがさ林真理子は、えらくころころと上品そうな顔になっていた。(笑)みんな変わっていくーそれだけは変えられない。変えられないものをもつのもいいことかも、で、相変らず親を背負って今年もがんばるか。。。あけて、何もめでたくないけど、生きるしかない。こんな自分でも。世界でたった一人の私。大事な私である。。と、ここまで考えついて、やっとあけましておめでとう!!(笑)
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