〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2018/07/22(日) 親心、子心
無事に飛行機に乗った模様。特に連絡なし。「便りがないのはいい便り」(笑)昔の同僚の結婚式に出席する娘が、ボーイフレンドを連れて家に来るという。忙しいから、家にいるのは30分ほどだけど、家をきれいにしておいてね、と娘に言われて、ほぼ1週間かけてごそごそ掃除した。今日は、リビングだけ、とか今日は階下の片づけ、とか。そりゃもう、掃除が嫌いで、どこもかしこも埃だらけだから、一度始めたら収拾がつかない。埃から生まれるような細い細いくもやら、黒い小さな虫どもは、普段は静かに暮らしているのに、急に人間がうるさい器械を持ち出してきて、があがあやるもんだから、びっくりして、あっちこっちから飛び出してくる。くそ〜〜、こいつらかもしれぬ、私の身体のあっちこっち噛んで、医者まで行かなくちゃならなくなったのは、と思うと、仏も神もあったもんじゃない、バキュームで襲って吸い込んでやった。。(笑)床においておいた紙は湿気でかびがはえてるし、いったい何や、この家はって感じ。(笑)がらくたが多く、片づけが大変だったが、どこからか娘が20年近く前に書いた詩が出てきた。まだ小学生だったときのものである。土曜日に私といやいや日本語と算数をやったこと、週末は暗雲に覆われる、と書いてあった。かわいそうに。(笑)一つびっくりしたのは、私の母に関する詩があったことだ。子供心に母を何とか理解しようとしたらしい。私の母は人との付き合いはマイナスの人間だったから、娘には何の責任もなかったのに。。それでも、はっきりと書いてあった、おばあちゃんはふりをしているのだ、私にはわかる、と。私の母は娘のことをあまり好いていなかったと思う。娘はそれをひしひしと感じていたのだ。でも私のために、いっしょに日本へ行っていたのだ。私を喜ばすために。子供ってすごいなあ、と改めて思った。本能的に感じるのである。子供好きな人とそうじゃない人との違いは、言葉で表せられるものではない。ああああ、子心、親知らず、である。一生懸命、朝ごはんも食べずに、トイレやらとにかく目につきそうなところだけ片づけて、無事に駅まで迎えに行って、30分後、出張中の配偶者の車で二人で出かけていって、そのままバイバイ、と思っていたら、なんと使おうとした配偶者の車が死んでいるではないか。バッテリーだろうと思って、私の車やら近所の人のトラック、それから業者まで呼んで直そうとしたが、直らず。バッテリーではない完全な故障だとわかって、なんと私の車でロックフォードやらシカゴまで連れていくことになった。教会での結婚式には遅刻である。何これ。。。運転するのはボーイフレンドだったけれど、それでも疲れた、疲れた。。若い人たちの訪問はよっぽどのエネルギーをもっていたようで、壊れたのは配偶者の車だけではなく、部屋で水の流れる音をたててくれていた、小さなモーターじかけの”泉”も、死んでしまった。モーターがいかれてしまったらしい。あああああ、若いってすごい。。それでも親としては思うのはただ一つ。娘の人生が幸せなものでありますように、ただそれだけ。車もモーターも、そして私の疲労も何のその、だ!!(笑)


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