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2018/08/17(金)
縦割り社会のpetty さ
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8月15日関連だろう。今日は、トラック諸島のドキュメンタリーを見た。ノモンハンのあとだから、もうあれほどには腹が立たなかったが、連合艦隊は輸送船を守らなかった、と知ってこれまたびっくりした。同時に、日本をやっつけるには輸送船をつぶせばいい、と考えていたというアメリカの頭のよさに感心した。そうだよな、日本から南の島をいっぱい占領したら、そこへ兵士やら物資を輸送せねばならぬ。それが生命線である。だから、その生命線をつぶそうというわけである。さすが、だ。それにひきかえ日本は、アメリカがそんなことを考えているとは夢にも思わず、マーシャル群島で負けたとなると、あわててトラック諸島にいた連合艦隊だけが本土に帰って、兵士たちが物資とともに乗っていた輸送船は見捨てたんだとよ。連合艦隊には輸送船に命令を下す権限はなかったからだそうな。。小さいのお。。信じられないぐらい小さい。。ノモンハン、インパール、沖縄、トラック諸島ーすべてに共通しているのは、日本軍は自国民を助ける、という基本精神をもちあわせていなかったということだ。これ以上、自国民の犠牲を出さないために、との言い訳でもいい、原爆落としたアメリカのほうがよっぽど納得できる。 おい、軍のえらいさんよ、何のための軍でっか。。国民を見殺しにする国家って何。そういえば、イランだかイラクだったか、ボランティアで行ってた日本人が向こうでつかまったとき、お上に迷惑をかけるとは何事ぞ、と世論による大批判が起きて、それを鎮めたのが、確かパウエル国務長官だった。日本人は3人のことを誇りに思うべきだ、と。もうあれから20年ぐらいたつのだろうか、結局、お上さまさまの根性は今も健在とみる。おかみに迷惑をかけない、とは、要するに、お上にへこへこして、自分の出世をねらうbig fish in small pondの根性そのものである。それがインパールの、ノモンハンの司令官だったのだ。自分たちは戦場へ行くわけでなし、部下を犬死させても、自分の出世だけを考えたのだ。補給線を考えない作戦なんて、作戦でもなんでもない。輸送船をたたけば、日本人の生命線を絶ち勝てると考えた敵と、自分の出世とエゴしか考えらず、作戦もたてられなかった上官が仕切った日本の軍隊ー連合艦隊はさっさと引き上げて、同胞を見捨てたけれど、その連合艦隊の大和だか武蔵は、一度も戦わずして、沈没したんじゃなかったのか。ははは、何もない時代に大金かけて作っても、国民を守ることなく沈没した船。何のために作ったのか。軍人のエゴやら名誉欲やら見栄のためだろ。ばっか。。。で、天皇が言ったんだって、耐えがたきを耐え、ってばか。よく言ってのけたよな、お前のせいだ。天皇が一言、本土大空襲が始まったときに、やめえ。休む〜〜〜、とわめけばよかったんだ。朝鮮戦争みたいに休戦にもちこんで、そのあと73年、休戦状態をえさに、北朝鮮みたいに、アメリカと押したりひいたりしてたらよかったんだ。経済成長は遅れたかもしれないけれど、敗戦国のレッテルと金魚のふんになりさがるよりはるかにいいではないか。だけど、わめくだけのリーダーシップもとれない天皇だともアメリカは知っていた。「敵を知る」それが勝つための第一条件である。 鬼畜米英、英語言葉を全部日本語に置き換える、みたいな発想しかできなかった日本の指導者たち。ばっか、小さすぎる。。「戦争はだめ」と人はいう。でも、なぜ、だめか、ははっきり言わない。私の考えー戦争はだめだ、会社なら、あほなpettyな上司に我慢できなくなったら、会社をやめるだけでいい。生きていられる。戦争は、そういうわけにはいかない。殺される。犬死させられる。それだけは絶対にいやだ。同じ生きて死ぬのでも、犬死だけは絶対にしない。私が生まれて、生きたその証は、絶対に意味のあったものとして受け入れられねばならぬ。 国のために死ぬのなら、人間として立派な上官のもとで働きたい。この国のドアホ、だめ、あの国の、ごまかし隠し、そんたくだらけの人間もだめ、命令がなければ動こうとしない動けない、いつも自己保身しか考えられない小さな人間どももいや。。ああ、やっぱりアナーキストでいこう、国なし、洞窟暮らし。(笑)徴兵制がない社会に感謝。。それが平和ということである。
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