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2019/10/07(月)
秋想
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朝方はけっこう冷えるようになった。秋が深まっている。あああ、早いなあ。秋は美しい。今日はものすごくきれいな一日だった。秋晴れの空に、色が変わりつつある木々。気持ちのいい、ぱりっとした風の渡り。。あああ、こんなにも美しい、と思うと、涙が出そうになった。美しいものは強い。でも悲しい。美しさは一瞬だから。一瞬の美の強さと悲しさ。そのオーラを胸いっぱいに吸い込んで、自らがその美にのみこまれることを願う。。願いとは裏腹に、世の中のなんと汚いことか。神戸の小学校の教師たちの新人教師へのいじめ。いじめって子供の世界だけのことではない。何度も書いているように、日本社会そのものがいじめ社会なのである。基本的にいじめ社会。突き抜けていない。くらああい、じめじめした社会。。で、いじめられて悩む人間を、さらに追い打ちをかけるかのように責める人間たちのなんと多いことか。大きい女の本を書いたときによく経験したことだ。ええ加減、なんとかしいいな、いじめることでしか自分の力を確認できない小さな輩たちを。。そういう人間がけっこういい教師に見られるんだよな。教師という権威に依存する輩たちだから。ああ、私もその手の教師にいじめられたんだった。。は、は、は、もう20年近く前の話、でもあのいい教師面しているばばあの小ささは忘れない。(笑)もう一つ、地元の話は関西電*のスキャンダル。あああ、ここも金と力の話。。いやだ、いやだ。。公務員の父親は、この部分でものすごく厳しく律していたのを覚えている。まあ、スーツお仕立て券を70枚ももらうチャンスがあったとは思えないけれど。(笑)でも、ハムのお歳暮一つでも、ごちゃごちゃ、これはもうてもいいんや、みたいなことを言っていたのを覚えている。きれいに生きた人だった。だからきれいに消えた。ちょうど25年だ。(悲)そしてこの国のドアホ。どないもこないも。。腐りきったゾンビめ。来年、大衆の深層心理がほんとに試される。ぎゃあぎゃあドアホを支持する人間どもは、しょせんマイノリティだと信じたい。ほんとの力は隠れているものではないのか。来年の今ごろはどうなっていることやら。。ああ、考えたくない。今年の秋をいとおしもう。美しい、二度と戻ってこない時間を。
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