〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/02/15(金) 弁護士なるもの
きのう、弁護士事務所へ行ってきた。無事にいろいろな書類にサインした。何にサインしたのかさっぱりわからず。配偶者が熱心に読んでいた。読んでわかったのかどうか知らない。(笑)あんな専門用語の英語までわかるのなら、この国で苦労せず。。(笑悲笑)自分が何にサインしたのかようわからん、という状況でいいのだろうか、とは思うけれど、一つだけわかっているのは、これで、家も含めて、わずかではあるけれど財産が州に没収されることはないそうな。日本で言えば、所有者がわからず国庫へ、ということはないとのこと。おかげで、娘に子供がおらず、娘が私より先だった場合に、私のお金はどこへ行くか、を決めたことになっているそうな。チャリティにした。これでよし。(笑)で、目の前に積まれた書類の山と、おとなしそうな弁護士の顔を見比べていると、弁護士ってつまらぬ仕事だな、とか思いはじめてしまった。(笑)映画に出てくるような、刑事裁判で法廷に出るようなかっこよさがあるわけでなし、高度な事務員のようなものだ。(笑)ぐだぐだ書いてある紙を見て、思わず聞いてしまった。これって、全部cコンピュータにはいっているんですか、で、名前だけ変えてるんですか、と。(笑)いやな客だと思ったに違いない。でもさあどうせ毎回扱う法律は同じでしょ。名前を変えるだけじゃん、とは思うけれど、この紙があるとないとでは、状況は大きく変わるのである。もし私が人工呼吸器を使っていて、もうやめまひょか、という決定を下すのは誰か、の名前が書いてあるのとないでは、そりゃもう大きな違いだというので、緊張しながら書類にサインした。誰の名前が書いてあったのか、もう忘れた。(笑)どうせ私は死戦期なわけで、誰が決定しようがしまいがしらん。(笑)とか思いながら、サインをしていると、ああこれまで弁護士なんかと関わらずにすんだのはラッキーと思えてきた。離婚した友達は何人か知っているか、こんな気持ちで署名したんだろうなあ、、まるで人生の断絶をのぞきこむような気持ち。。ああ、いやだ。弁護士事務所を出てほっとした。日本からのニュースによると、日本の学校でもスクールロイヤーとやらを置くようになったとか。時期遅しって感じ。モンスターペアレントが出てきて、おかしなことを言い出したら、最後は法律ではこうなってますよ、あんたがどんなにわめいても効力なし、とはっきり言えるひとが必要になったということである。日本もなあ、いよいよアメリカみたいになってきたなあ。(悲)アメリカには、一つの統一した価値観、常識なるものがないから、このごちゃごちゃをまとめるには法律しかないのである。昔の日本には、皆が共有している常識みたいなものがあった。その常識なる世間の目は、何と窮屈なことか。でも、世間の目とは、法律に頼らずに、誰にでも理解できる形で身体感覚としてつみあげられていくものである。いよいよ常識なる世間の目よりも、言いたいこと言いの狂暴度がましてきて、日本でも弁護士が必要になりつつあるようで。。(悲)でも、もしかして、世間の目といっても、もしかしたら今のほうが、おかしなところでさらに窮屈なものになっているのでは、みたいな感覚がある。国会図書館で、サンドイッチの袋があけられない私に腹を立てた若い女のように。。アメリカにも、実は常識がある。弁護士は使うな、である。(笑)なんで弁護士に無駄な金を払わなあかんねん、と思うと、モンスターペアレントになる気をなくする(笑)おかしなことを言い出して警察を呼ばれたら、あとがやっかいだ。だから、できるだけおとなしく。。(笑)と考えると、虐待で自分の娘を殺してしまった男が、学校に向かって「訴えるぞ」と脅したなんて未熟もいいところ。脅されて、素直にーつまり訴えられたら困る、だけの組織の保身だけを考えて、少女を暴力父親に「売った」学校組織なんて、もっと未熟。。(悲怒) なぜ日本の政治が未熟か。法律を作る議員たちが、アメリカみたいにロースクールを出ていないからである。出ている人もいるけれど、大半が、政治家二世か秘書あがりか、とにかく、政界のあうんだけを知っている人たちなんじゃないの。ほんとに法律を作る人は、議員の後ろにいるだけ??議員がつっこんだ議論ができないのは、法律の訓練をうけたリーガルマインドがないからじゃないの。まあ、この国のドアホみたいに、紙に署名すればすぐに憲法違反だ、と訴えられるのは、いいかえれば仕事してないのと同じだ。(怒)理詰めの弁護士が必要になったら終わりだ、が、理詰めで考えられない人間の結論。。憲法違反で訴えられる人間が大統領なんて国は最低だ、終わり。わたしゃ、洞窟。。私の常識だけが通じる世界。。最高。。(笑)


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