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2020/06/16(火)
コーヒー1杯
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アホドラマのあと、いいドラマが見られている。だからハッピー(笑)なぜドラマが好きか。洞窟にこもり、日々誰とも話をしない人間にとっては、いいドラマだけが人間模様を教えてくれるからである。今、一生懸命見ているのは、事故のような形で人を殺してしまった男が、静かにコーヒーやをやっていて、そこに近所の人たちが集まってきて繰り広げる人間ドラマというもの。そして、その男を、男に夫を殺された女が好きになるというもの。殺人者という前提に絡んでいくのが、浮気、売春、借金苦の自殺未遂、老老介護。。と人間の哀しみ満載で、「生きるとは何か」を教えてくれる。予告編では、寝たきりで意識のない老妻の首をしめながら、夫が「死んでくれ」とうめいていた。生きてる人間はみんな同じようなものを抱えていきている。「生まれてきてよかった」なんて思う暇なし、である。(笑)で、そこに織り込まれるのが、「いっぱいのコーヒーが人生を変えることもある」というセリフで、人間の希望を示唆するキーワードとして使われる。「コーヒーの苦みが生きる苦しみを中和してくれる」というセリフは、どこかこじつけぽかったが、それでも、70歳のばあさんが妊娠して、「生まれてきてよかった」と喜ぶより、はるかに味がある設定になっている。こういうたまり場がいいよなあ、と思う。名前は知らずとも、よく見る顔だからと、ちょこちょこ世間話をして。。。じゃあ、今日もがんばりましょか、とコーヒーを飲む。。ああ、懐かし、喫茶店のモーニングサービス。。(笑)いいドラマは元気をくれる。脚本家さんに感謝。。(笑)
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