〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2020/08/10(月) 戦争の月
8月は戦争の月である。広島・長崎の原爆投下に続いて、15日の敗戦の日まで、テレビでは戦争の話が続く。今朝は、偶然に、あの有名な「焼き場に立つ少年」の写真をおっかけたドキュメンタリーを見ることができた。写真をコンピュータで分析して、写真の場所を特定し、少年自身も放射能をあびているらしいこと。。写真をとったアメリカ兵は日記のようなものを残していたらしく、その言葉とともに番組は終わった。ナレーターは「この少年はこのあとどんな人生を歩んだのでしょうか」とセンチメンタルな言葉を投げかける。戦争孤児は戦争の悲惨さを教えているとか。そうだろうか。昨夜は、渡邉*ねおのインタビュー番組で、いかに戦後政治が作られていったかを見た。政治家の世界には興味がないが、一つ身にしみたのは、戦後政治を担った政治家たちにも国民にも、戦争経験が共通体験として、日本社会と人間の基盤をつくっていた、現代は何もない。これから日本は、日本人はどうなるのか、という問いかけだった。これは、ちょっと前に読んだ、日本人は死者を失ってしまった、という言葉とぴったりと合致する。戦争を、ただただセンチメンタルだけで語っていていいのか、という気持ちが常にある。原爆だって同じだ。原爆を落とされるまで、日本人は戦争をやめようとしなかった、やめるどころか、本土決戦、一億玉砕を叫ぶ指導者たちがいたのである。戦前の指導者にとって、国民の命なんてなんの意味もなかったのである。本土決戦やって、国民みんな殺して、どうやってそのあと国づくりするつもりだったのか、とほんとに腹立たしく思う。アメリカが、自国民をこれ以上死なせないために、早く戦争を終わらせるために、原爆を落としたなら、そっちのほうがよっぽど理にかなっているではないか。なんで落とされたのか、を考えることなしに、ただただ原爆は悲惨だった、ばっかり聞かされるのにはいい加減うんざりするのである。ぞっとするほど悲惨なのはようくわかった、でもこれからは、そこからもう一歩踏み込むべきなのではないのか。核兵器禁止条約を批准できない国に何ができる。。センチメンタルばっかり追っかけていたら、結局、戦前日本に逆戻りなのではないのか。生きて、虜囚のはずかしめを受けるな、とえらそうに国民に言い、沖縄の集団自決やらサイパンかどこか南洋の万歳クリフとか、そうやって国民を平然と殺しておきながら、自分は自殺に失敗して、MPにとり押さえられている東条の写真から、日本人は歴史を学びなおすべきなのである。なんで、こんな気の狂った人間が一国の長となるような機会が与えられたのか、を日本人は、原爆の悲惨さを教えられてきたのを同じだけの量と頻度で、学ぶべきなのである。「耐えがたきを耐え」の天皇なんて、ひどいもんだ。責任をとって退位する勇気もなく、のうのうと、それから40年も天皇の地位にとどまり続けた。自ら退位した平成の天皇は、父親の尻ぬぐいをしおえて、地位をしりぞいたのだと思う。で、今の天皇には何がある? それを渡邉*ねおは問うたのだと思う。同感。今日は、市から電話がかかってきて、トルネードが発生する恐れあり、地下室に逃げろ、と言ってきた。見ていたテレビも、突然画面がとまり、警告がでた。窓の外を見る。庭の大きな木が右に左に大きく揺れている。空はまっくら。。町のトルネード警報が鳴っている。訓練以外で実際に鳴るのは、この20年のあいだで初めてかもしれぬ。トルネードは来るのか。窓から空をみあげながら感じたその不安に、空襲警報が鳴って、防空壕に飛び込んだ親たちの不安を想像した。トルネードか、空からB29がどんどんどんと落とした大量の焼夷弾か。自分の命と状況の危うさとのアンバランスー戦争は悪いだって。そんなセンチメンタルなバカげたことを口にしている暇ないよ。原爆も戦争も、生き延びた人間たちが生きていくためにした苦労を考えると。。。センチメンタルなことばっかり言ってうっとりするだけなら、思い切って核兵器を作り、所有して、世界に堂々と乗り出していけ。。それが原爆と戦争で亡くなった数百万の死者たちへの供養だ、といえば、怒られるかなあ??と頭をかしげる8月。。(笑)


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