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2020/09/08(火)
老いの現実
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無事に台風10号が去った。そりゃもう、これまでにないような大きな台風というのをいやほど聞かされて、神戸のボロ家を心配した。だいたい少しだけど窓があけてあるのである。そんな風速50メートルの風が吹いたらどうなるの。ガラス窓が割れたらどうしよう、ご近所に迷惑かけっぱなしの庭の木がどさっと隣のおうちに倒れたらどうしよう、と心配ばっかり。隣のおじさんの息子さんからメールが入って、大丈夫ですよ、と。ほっとである。でももっと心配なのが、90歳を迎えたおじさんは、もうコンピュータのキーボードを叩く元気がないんだって。コンピュータを立ち上げる元気もないんだって。あわてて電話したら、家の中でころんで肩を痛めて、それから食欲もないと言う。(悲)熱中症にコロナに台風に、と、そりゃもうストレスの塊になっているところでけがをしたのである。「もう長くないでえ」と気弱な声が聞こえてきた。頼むでえ。。私や親のことをようく知っているのはもうおじさんだけになっちゃったんだから。また縁側で話がしたいから、絶対に今度帰るまで元気でいて、と言って電話を切った。郵便の世話をしてくれてるおばさんも、もう毎日料理する元気がなくなってきた、と言うではないか。ええっ、ここなあ、店ないしなあ。車がなかったら買い物にも行かれへんからなあ。。よく母から聞かされた言葉である。家は駅から、健康な足で10分はかかる、しかも上り坂下り坂がある。駅まで行かねば簡易スーパーがない。本格的なスーパーは丘を越えた、山の向こう側なので、車がなければ行けない。若くて元気なら歩けるけれど、しんどいよなあ。。小さなコミュニティバスがスーパーの近くまで走っているようだけど、そのスケジュールに自分をあわすのは大変である。母はよくタクシーを使って出かけていたらしい。でも、しょせん両手で持てるだけしか買えないとなると、それほど買い物ができるわけでもない。年をとれば、もっと便利なところに移らねば、店もなく医者もないところでは、食べるものはなくなるし、病気になってもなかなか診てもらえないし、母親の二の舞になるだけとも思う。ああ、どうしたらいいものか、と、台風去れば、今度自分の老い先が心配になりはじめた。あああああ。これが老いの現実である。アホドラマみたいに、70で子供を産んで、ああ、生まれてきてよかったなどとほざいている暇はないのである(怒笑)なんとか早く神戸に戻りたいが、カスのおかげで、日本がアメリカからの旅行者を入国させるにはまだまだ時間がかかるだろう。なにしか世界最悪の感染状況なんだから。情けない国よ。で、ニュースで見たのが、サウスダコタのスタージスに集まったアホバイカーたちがウィルスを全米に広げていること。アホ、そんなイベント、中止するのが常識というものではないか。サウスダコタのアホ知事はカスの支持者で、もちろん経済優先で、バイカーたちの90パーセントが他州からだからと、10日間10万人だったかが集まるイベントを決行したのである。サウスダコタに住んでたとき一度だけ行ったが、うるさいだけの、汚いアメリカ人うじょうじょのイベントである。もちろん誰もマスクをしていなかったという。情けないのう。それで全米に感染拡大である。サウスダコタさえ金が落ちればいいと思ったんだろ、あほ知事め。バイカーたちが帰っていった自分の州で医療費が増大しているそうな。ぜんぶアホなサウスダコタに払わせろ。。とぶつぶつ思うけれど、あのカスが親分だからなあ。。ロシアのプーチンなんて、カスのアホさ加減にげらげら笑ってるだろうなあ。。ロシアは毒を盛るからなあ。。さすがヨーロッパである、怖い中世がまだ生きているような陰湿さである。カスはドアホだが、毒を盛って人を殺すような陰湿さはない。ドアホの口先だけのコメディアンで典型的アグリーなアメリカ人。。(怒)台風で土砂災害が起きてまた人が、それも若い人が死んだ、というニュースを聞くと、ほんとに悲しくなる。若い人を死なせたらならぬ、と思うのも老いの現実。。もう自分の先が見えてきているからだ。(悲)早くいいニュースが聞きたいなあ。老いて、いいニュースとは。。わからん。(悲)
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