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2006/04/29(土)
代走
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こんばんは。広報の大川です。
突然ですが、僕の母は心霊系の話題が大好きです。おばけとか怖い話ではなく、「君の前世は山賊だ」とか「死んだ息子さんがこの家に帰ってきています」とかそういう関係の話が大好きなんです。 そんな母から先日電話がありました。
「和弘!たいへんだよ!」
開口一番母はそういうのです。いきなり大変だ!なんて言うもんですから、こっちは驚いて「な、なにがあったのさ!」とたずねました。するとです。
「大変!わたし霊がつきやすい体質らしいのよ!」
こういうわけです。どうやらその日買った本に「はい」「いいえ」でいくつかの質問に答えていくと霊がつきやすいかがわかるという付録がついていたらしく、ためしに自分でやってみたらえらい結果になってしまったらしいのです。しかもそれでは終わらず、僕の分もやってやるというのです。基本的に僕はビビリです。しかし断ることができずなんだかんだで答えていきました。すると…
「あー、あんた霊がついてくるってさ。気をつけなさいよ(ガチャリ)」
そう言い残し電話を切ってしまいました。さっきも言いましたが僕はビビリです。夜に「あんた霊がつくってさ」なんていわれたら眠れるわけが無い。しかも母は「霊がついたときの解決策」を教えずに去っていってしまった。これじゃあ僕はこれでもかというくらい霊についてこられてしまう。「いや、もう結構ですから」って言っても「いえいえ、遠慮なさらずに!」とかいって霊がついてきてしまうんだ。
母はまた、風水や占いに凝っていた時期がありました。そんなある日、僕のアパートにダンボールの箱が届きました。母からです。あけてみると、缶詰とかと一緒にネコのぬいぐるみが入っていました。そして同封の手紙にはこうかかれていました。
「玄関にネコをかざってね!幸運が訪れるよ!」
母さん…。ネコが来て以来、幸せは逃げていく一方さ…。
おやすみなさい。
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