|
2007/03/09(金)
有限会社チェリーベル BL課
|
|
|
思えば生まれて初めて手にした同人誌だった。 1冊目はさちこ嬢からもらったんだったかな…買って貰ったんだっけ? 2冊目は今でもはっきり覚えてる。 成り行きはちゃんと覚えてないけど、さちこ嬢のお母さんに買ってきてもらった。 受け取りに行った日、曇ってて、帰りは大雨だった。 凄く凄く大好きで、あの頃は毎日毎日サイトに通ってた。 アタシは馬鹿だから。言葉の通り、本当に馬鹿の一つ覚えだった。 今だってそうだ。 特撮が、カブトが、影山が、うっちぃが大好きだから、他の事なんて目に入らない。 だからもうここ何年、あの人のサイトに近寄りもしなかったし、ブクマからだって消えてた。 それでも、アタシが持ってた唯一の同人誌。 忘れた事はなかった。 今日、本当にたまたま、洗い物しながら「そう言えばあの人まだ同人やってるのかな」って、いつもは思わないことを思った。
でもいくら思い出そうとしてもあの人の名前が思い出せなかった。
洗い物終わって、ネサフし始めて、久しぶりに行くサイトばっかり回ってた。 何ヶ月ぶりかに行った、遥かサイト。 日記を遡ったらイベントでお世話になった方が亡くなったって記事があった。 名前は知らない人。 でも、何でだか、解らないけど、何となく、告別式でメッセージを…っていう誘導で貼ってあったリンクを押した。 そこにあったのは、あの人の名前。 忘れてた。あの時はあんなに大好きだったのに。 瀬田ちはやさん。 大好きだった。毎日、通ってたのに。大好きだったのに。 やっぱり昔からチキンだったアタシは一度だって言葉を送れた事なんてなかった。 それでも、大好きで、大好きで…。 アタシは大好きな人の好きな物、人、その感情が移ったように好きになってしまうから、 杉田さんとか、鈴村さんとか、あの人が好きだったから好きになった人だって沢山居た。 今更になって亡くなった事知るなんて。馬鹿じゃないの、アタシ。 ボロボロ涙出てくる。どうしてもっと早く知れなかったんだろう。 名前も知らない。顔も知らない。瀬田さんはアタシが存在してる事でさえ知らない。 でも、大好きでした。本当に、大好きでした。 今更…本当に今更だけど、瀬田さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
うぅ…ちょっとショック過ぎて手が震えてちゃんとキーボード押せない…。 命ってほんと、すぐ壊れちゃうんだね。 泣きすぎて頭痛い…。
|
|
|