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2006/10/10(火)
ブリーダーさん..
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今日も秋晴れの空だった..昨日たくさん泣いたので、空を見上げても悲しさはこみ上げて来なかった。
相変わらず、買い物へは行けない..彼は、今日から仕事なのに、色んな用事を済ませてくれた。 今は、彼に甘えていたい..いつか、完全に立ち直れたら、今度は私が優しくする番だろう..な。 窓辺で煙草を吸っている後ろ姿が寂しそうだ..元気の祭壇の前に座っている後ろ姿が寂しそうだ。 心の中は、元気を失ってしまった悲しみ、寂しさ、辛さで一杯なんだろう..手のかかる私がいるので、 その気持ちを、表面に出す事が出来ないのだろう..ごめんね..もう少し、甘えさせて下さい。
月に一度の、ダスキンのお兄さんが来た..浄水器のカートリッジと、換気扇のフィルターの交換.. 元気が、亡くなった事を伝えると、目に涙を浮かべ、涙声になっていた..彼は、優しいお兄さんだ.. 元気が元気だった頃を知っている..「いつも、尻尾を振りながら、嬉しそうに迎えてくれましたね」.. 「それが、とっても嬉しかったです..日を追う事に、迎えに来る姿も無くなり、そして寝たきりに」.. 必ず、元気の顔を覗いてくれていた..だから、弱って行く姿も見ていた..彼の顔は、寂しそうだった。
今日は、ブリーダーさんへ電話をかけた..元気が亡くなった事を伝えた..一瞬、言葉が無かった。 「死んじゃったんかい..いい子だったのにね」..「あの子は、キャバリアの理想の形だったよ」.. 「ウィリアム(元気のパパ)と、そっくりだったね」..「もう二度と、あんな子は出ないかもしれないよ」.. ブリーダーさんは、元気の事がお気に入りだった..自分の所で産まれて育ったせいもあるだろうが.. 会いに行くと、いつも「お前はいい子だ、良いキャバリアに育ったね..顔も、スタイルも私好みだよ」と..
パピーがいるかどうか、聞いてみた..「トライの子が一匹いるよ」..私は、ブレンじゃなきゃ嫌だ.. 「ウィリアムの血を引いたワンコが交配するから、もう少し待てるかい?妥協して飼うのは、駄目だよ」.. 「自分が納得出来るまで、とことん探さなきゃ駄目だよ」..「気に入らなきゃ飼わなくて良いからね」.. 元気がいなくなって、まだ日も浅いのに、こんな話をするなんて、不謹慎だと思うが、立ち直る為だ.. 私が立ち直れれば、そして元気のパパの血を引いたワンコならば、元気も許してくれるだろう.. 今も、泣き虫の私をどこかで見てるに違いない..「ママ、早く笑って暮らせるようになってね」.. そう言ってるだろう..元気の為にも、私達の為にも、元気のパパの血を引いたワンコを待っていよう。
さっきまで、キーボードの調子が悪かったが、時間を過ぎたらサクサク動き出した..やっぱり元気だ!!
「去年の今頃の元気..ベランダから、縄張りの見張りをするのが日課でした」
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