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2006/10/18(水)
お迎え..
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今朝は、彼の帰りが早かった..早起きをして、彼をお迎えに遊歩道まで行ってた事を思い出した。
早い時間に家を出ると、パパをお迎えに行くって分かっていたので、大張り切りでカートに乗っていた。 三分の一は歩いて、三分の二はカートで..いつもニコニコしていた..パパが、大好きだったんだ。 遊歩道の出口で、カートから下りて、歩道の上に寝そべって、パパの単車が来るのを待っていた。 パパの姿が見えると、寝そべったまま、ちぎれんばかりに尻尾を振っていた..そんな姿が愛おしかった。 帰り道は、単車を引きずって、元気の歩調に合わせて歩いた..そして、お休み処でクッキーを食べた。 そんな日々が、元気と過ごす大切な時間だった..真夏になってからは、暑くてそれも出来なくなった。
元気な頃の元気は、遠い日々のような気がする..私に焼き付いているのは、介護をしていた日々だ。 お散歩へも行けず、私と元気は一日中部屋の中にいた..あまりにも密接した時間を過ごしたようだ。 外へ出してあげたかった..外へ出たかった..太陽に、風に当たりたかった..季節が邪魔をしていた。 最後の頃は、暗闇の中でのお散歩だった..とうとう、太陽に当たる事なく、天に昇ってしまった..
長野から帰って来てから、まだ一度も外へ出ていない..何の目的もないので、身体が動こうとしない..
「7月9日7時半 ババをお迎えに行った時」 「ほら、顔が笑ってるでしょう〜」
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