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2006/10/30(月)
外出..
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今日は、何だかポカポカ陽気..体調はあまり良くなかったが、ペットショップへ出かける事にした。
外に出たのは、実に7日振り..遊歩道とカフェにへ行って以来、心が前に進まなくなってしまった.. 遊歩道へ行った事はあまりにも早すぎた..病気との闘いの日々の中で、元気との憩いの場所だった.. 遊歩道の思い出は、楽しかった事ばかり..私はお散歩仲間と会話を交わし、元気はワンコ達と遊んだ 見ず知らずの人達が、元気と私を励ましてくれた..元気の頭を撫でながら「頑張って生きるんだよ」.. そんな事を言ってくれる人もいた..「元気君、元気そうで良かった」と、必ず声をかけてくれる人もいた。 寒い時は、販売機で買ったポタージュスープを分け合って飲んだ..いつも販売機の前で催促されたっけ 大好きな「マックちゃん」を見つけると、不自由な足を引きずりながらも、全力疾走で挨拶に行っていた。 「マックちゃん」のママは、元気と接しながら時には涙を浮かべていた..「頑張ってよ..頑張ってよ」と.. 楽しかった思い出のある場所ほど、行くのが辛い..自分の思いを押し殺してまで行くべきではなかった。
突然、子犬が見たくなった..彼は、「行っても大丈夫?」と心配してくれた..私も少し不安だった。 コナママさんに教えて貰ったショップに着いた..真っ先に子犬が閉じこめられているケージの前へ.. いつも思う..こんな所に閉じこめられて、大勢の人の目にさらされて、一生トラウマとして残るだろうな。 若い頃、自分が交配した犬をショップに引き取って貰った事がある..そのずさんな管理で命を落とした。 そのショップは、先々代の犬を購入した店だった..その当時、マスコミ等でも取り上げられた店だった。 だから信用して、子犬を託した..引き渡した時の面影もなく、ガリガリに痩せて、私の元へ帰って来た。 そして、その翌日治療のかいもなく死んでしまった..だから、今でもショップの事は信用出来ない..
人なつこくて、頭の良さそうなアメリカンコッカーがいた..Kaznさんちの「アリスちゃん」を思いだした。 こんな犬なら、楽しく暮らせるだろうなと言う気がした..でも、私の心が求めているのはキャバリアだ.. トライのキャバリアがいた..小さいのに足が長くて胴が長かった..求めているキャバの姿ではなかった。 もう一度、アメリカンコッカーの所へ..顔も可愛いし、被毛の色も素敵だった..でも、キャバではない。 元気にあげるお菓子と、缶詰のフードを買ってレジへ..元気がいないのにポイントカードを作った.. 「先日、亡くなったんです..だから、何もいない所に○ですね」と言ったら、店員さんの顔が曇った。
ペットシッョプへ向かう前に、いつもの珈琲シッョプへ..車の中で待ちながら、元気の姿を探していた。 6月の暑い日、特別に入れてくれた店内で、コナママさんとアイスコーヒーを飲んだ..それが最後だった。 その先にある、お散歩の帰りに必ず寄っていた、煙草の販売機の前を通った時、涙があふれて来た.. 涙が止まらなくなった..車が、そのまま直進して行った..「駄目〜○本堂の前を通りたくない」.. 最後の最後のお散歩へ行った時に、○本堂へ寄って買い物をした..その時の元気の顔が浮かんだ。 彼は、○本堂の手前で、慌ててUターンをしてくれた..こんな私に付き合っていたら、疲れちゃうだろうな
買い物から帰って来たら、熱が上がっていた..彼のお弁当を作ってあげられなかった..ごめんね..
「去年の10月30日 思い出のベンチで」 「ショップ&カフェのお菓子」
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